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第4話 魔法少女はスマホの闇を知る

(今回iPhoneでない方わからないかもしれません。後書きに説明を書きました)

「どうやってスマホゲームを作るかというと……これよ!」


 そう叫び、部長である吉野川は部室に1台しかないノートパソコンを指差す。


 Mecメック Bookブック Proプロである。




「1台……ですか?」


 つぶやく高柳たかやなぎ


「まあ、そうね1台ね。部長でもあり、良家のお嬢様でもあるこの私が自分のお小遣こづかいで全員分買っちゃってもいいんだけど。一応いちおう学校の顔も立てなきゃね。今はこれをみんなで共有するしかないわ」


 腕組うでぐみをして話を続ける部長の吉野川よしのがわ


「さて、ところであんた達、もちろんスマホは持っているのよね?」


 言われて高柳が自分のスマホを部長に見せる。


「なるほど高柳君、あなたのはiponeアイポーン6ね、部長である私の『コレ』を見て! ipone7よ! この大きさを見て!」


「…………それipone6s plus だから…………」


 ぼそっとメガネ少女の小田部こたべがつぶやく。




「あれ? 私のiponeはセブンかと思ってたわ。だってみんなのより大きいし」


「先輩のピンクですね! いいですよね新色のピンク。おれ欲しかったけど男だからちょっと買うのためらったんですよ」


 高柳のフォローが入る。





「そう! これは新色のピンクなのよ! ローズ・ピンク(・・・)! どう? いいでしょ!?」


「…………それ、ローズ・ピンクじゃなくてローズ・ゴールド(・・・・)って言うから。よく間違われるんだよね…………」


 メガネの真ん中をついっと上げながら、小田部がつぶやく。


「そ、そ、そ、そう! ローズ・ゴールドよ! ローズ・ゴールド! わたし ローズ・ゴールドって言った。確かに言った」


 部長の吉野川は時間を巻き戻す魔法を会得えとくしていなかった。

 ダメージを10受けた。





「ところでフェルトちゃんのスマホは?」


 そうたずねる部長に、自慢気じまんげにフェルトが自分のスマホを突きつける。


「わたしのはこれ! 私が一番小さい! 一番すごいデバイスよ! 魔法デバイスは小さければ小さいほど優秀! これ常識よ!」


「ああ、確かに小さいっていうのも利点はあるわね。フェルトちゃんのはipone4ね」


「そう! アイポーンフォーよ! わたしのが最も優れたデバイスね!」


「フェルトちゃんのが一番古いけどね」


「なるほど部長さん! 古代魔術の遺物いぶつってわけね。古ければ古いほど価値があるわ! わたしのが一番価値がある……」




 うっとりと自分のスマホを見つめるフェルト。


 フェルトは自分のカリスマ値が20くらいは上昇したんじゃないかと思っていた。



  ◆◆◆



――さて、スマホはどんどんでかくなっていますね。オジサンには助かります。


 作者の年齢がバレそうになる。

 作者が読者の記憶を操作する魔法を使った。読者はその魔法を回避した。


Android派の人すいません。Androidは古いスマホしか持っていないんです。

iPhone6sの新色はピンクっぽい色のローズ・ゴールドです。

iPhone6s PlusはiPhone6sより一回り大きいスマホです。

iPhone4は小さくて良かったのですが、iPhone6に慣れると戻れませんね……


さて、この話が面白いのか、つまんないのか、不安になってまいりました。

そもそも今「ここ」を読まれている方がいらっしゃるのかどうか!?


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