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2話

 〈神域ダンジョン〉へは、冥府殿のエントランスホールにある〈蝕門ゲート〉から直接来れる。まあ、この〈破壊神域〉に来れるのは須佐之王様と僕、僕が許可した人物だけらしい。


 広大な〈破壊神域〉を僕一人で浄化しろと須佐之王様は命じてきたわけだが、須世理さんの説明からある程度〈神域〉を浄化したらお手伝い要員をを雇うことが出来る様だ。

 てな訳で、頑張って行こうと〈蝕門〉をくぐり抜けたわけだが……何故か、僕以外の人物が〈神域〉の中に居た。『話が違うんじゃございません?』そう思ったが取りあえず話しかけることにした。


「エーッと、どなたですか?」


 〈神域〉の入り口で仁王立ちしている少女、朱い髪を頭の後ろでお下げにした黒い巫女服を着た少女が、

「僕は叢雲むらくも

 と名乗り、トテトテと僕の方に歩いてきた。足下は紅い鼻緒の下駄だけど無音歩行だった……手練れか?


 思わず馬鹿なことを考えてしまったが、

「君が『七爪京ななつめけい』? ハーデスおじさんの新たな眷族って聞いたけど間違いない?」

「ハーデスおじさん? 須佐之王様のことかい?」


 近づいてきたボクッ子叢雲ちゃんに視線を合わせると、彼女の瞳は金色で猫みたいだった。瞳孔も縦長だしニコッと笑ったら犬歯が鋭かった。この時僕が感じた印象は、好奇心旺盛な猫科の動物って感じかな?

 あながち間違っていないと思うけどね。


「そう、冥府神の事だよ。おじさんはいろんな神格を持って居るから、名前なんて一面を表しているだけさ。君だって、七爪なんて竜に因んだ名前を与えられているだろう?」

 僕の質問に答えつつ小首を傾げる叢雲ちゃんは可愛い。まあ、僕にはロリコン属性はないから平気だけどね~。


「七爪って竜に因んだ名前だったの? 知らなかったよ」

「……むう。暢気だね君は、そんなので『破壊神の神格』なんて継げるのかい?」


 え? 破壊神?


「ハハハ。僕は凡人だよ……須佐之王様に借金返済しているだけださ」

「え? ――おじさんも酷なことするね。まあ、このくらいの方が良いのかも知れないな。意外に上手く行くのかも?」


 何やらブツブツと呟く叢雲ちゃんに、「それで、どうして君はここに居るの? ここへの立ち入りは僕が許可しないとダメだって聞いているけど?」と問いかけると、少し寂しい胸を必要以上に張って得意げな顔をする叢雲ちゃんが、「フフン、僕はおじさんから許可を貰っているんだよ」と答えてきた……なるほど、僕の許可で立ち入り出来るのなら、須佐之王様の許可でも立ち入れるわけだ。


「どうしたんだよ君、いきなりしゃがみ込んでさ」

 別にナンでもないですよ~別に~。

「まあ良いや。今日の浄化作業だけど、僕見学したいんだよね。おじさんの許可も貰っているし問題ないよね?」


「……イエス・マム、お気の済むままに~」

 そうですか、僕の意志は関係無いんですよね。俺様社長だもんね~シクシク。そんな感じで今日は同行者が付きましたとさ。



 しばらくふて腐れてみたが、さっさと行こうと叢雲ちゃんに強請られたので浄化作業を開始することにした。


「エッと、叢雲ちゃんは自分の身は守れるんだよね?」

 神界の住人なら僕よりも弱いなんて事はないと思うけど一応聞いてみた。


「うん。僕は強いよ……これでも神器だからね。君の出身は第三世界(地球)の日本らしいし『草薙の剱』の銘くらい聞いたことがあるだろう?」

「草薙の剱? ああ、『天叢雲の剱』か……もしかして叢雲ちゃんのことかい?」

「うん、僕の事さ。所謂『九十九神つくもがみ』だよ。神格もあるから神器だね」


 ハハハ、器物の神様って事ですよね。しかも主神の兵装クラスじゃないかな?

 伝説の武器って感じだね~。人型になっていると有り難みないけどねッ。


「……何か失礼なこと考えてる? 君から感じていた信仰に陰りを感じたけど?」

 ジロリと猫目を鋭くする叢雲ちゃんから視線を外して誤魔化しました。


「むう、良いよ僕の安全は考慮しなくてさ。僕の事は空気程度と思っていつも通り行動しなよ」

「イエス・マム。了解です」


 軽く頷き、装備を確認する。冥府殿で目覚めてから……もう転生で良いか?

 ゴホン、転生した僕は若返っている。肉体年齢は15歳くらいらしい。容姿も随分変わったようだがその点については余り気にならない。どうも須佐之王様に似ているらしい。まあ、ベースは日本人らしいけど身体に刺青じみた紋様がある……うん、気にしたら負けだね。

 身長は160センチくらい。生前は170くらい有ったけどね……成長するんだろうか?


「ボーッとしない。緊張感が足りないな七爪京」

「え? すみません」


 怒られました。ポリポリと頭を掻いてから逸れていた思考を正し、装備の確認を再開した。僕の装備は、黒く染められた革の鎧に直剣だ。刀とか憧れるけど、斬るより叩きつぶす感じで剣を振った方が効率が良いようで……刀は諦めました。

 〈神域〉の浄化作業で死ぬことはないらしいけど、怪我すると痛いのは人間だった時と同じだ。マジ痛い……浄化作業初日はトラウマです。


「叢雲ちゃんは武器を持たないの?」

 予備装備であるナイフの位置を調整しつつ、僕の装備確認を見守る叢雲ちゃんに問いかける。特に装備品などを身につけてないのが気になったんだ。

「ちゃん付けするなッ! 全く、僕の獲物はこれさ」


 いつの間にか手に小刀を握り、僕の鼻先に突きつけ笑う叢雲ちゃんに、

「じゃあ叢雲様?」

「……叢雲で良い。君に様付けされるのは困るよ」


 本気で困っているのか、眉が垂れた叢雲に思わず手を伸ばしていた。触れる前一瞬だけ躊躇したが、ジイッと僕の事を上目遣いで見つめている彼女の頭に伸ばした手を乗せて撫でた。取りあえず三回ほど……。


「何のつもりだい七爪京? その手を切り落として欲しいのかい?」

「……失礼しました」


 少し癖がある髪の毛の手触りが気持ちよかったが、殺気を感じたのでマッハで手を引っ込めた。しばし沈黙が流れたが、

「さて、行きますか?」

「……逝けば?」


 若干ニュアンスの違いを感じたが、そこは敢えて無視して〈神域〉に入ることにした……てか、〈神域〉に入るだけでどうしてこんなに時間掛けているんだろうね?



 僕が担当している〈神域〉は正式名称〈破壊神域〉と呼ばれている。ここは本来〈破壊神〉の神格を持つ神が自身の神力を精製するために作った〈神域〉らしい。現在は須佐之王様が管理しているそうだが、まともに管理せず放置した結果、〈神域〉全体が穢れてしまい。現在、僕が浄化作業している南地区第三区画以外は立ち入ることすら出来ない。


 いや、南地区第三区画だって立ち入り禁止だった。他の区画より穢れによる汚染率が低かっただけだ。現在、汚染率二〇%……浄化率八〇パーセントだが、元は汚染率六〇パーセントから一ヶ月かかってここまで下げた。最初の一週間は、汚染率の数字は殆ど動かなかったね。色々トラウマを抱えてしまったが、まあ良い思い出さ~。


 〈神域〉中は苔むした石造りの通路だ。各地区を完全に浄化して僕の支配下に置けば、内装や通路を作ったり壊したりして改装しても良いらしい。――けど、改装には神力が必要なのだそうでしばらくは手を加えることは出来そうもないね。


 まあ、僕個人はダンジョンマスターよろしく迷宮運営とかする気はないし特に改装する必要は感じてないけどね。『苔むした石の通路とか趣があって良いんじゃないかな?』とも思うわけですな。


「何をコソコソ行動しているのかな君は? この辺は浄化されているのだから、そんな風にコソコソと行動しなくても大丈夫だろう?」

「え? マジですか叢雲先生ッ! 前にそう思って通路の真ん中を歩いていたらモンスターに襲われたんですがッ!」

 油断大敵なんじゃないですか?


「……君は何を言っているんだい? 〈神域〉浄化作業のイロハくらい教えて貰ってないのかい?」

「イロハ? 何も教えて貰ってませんが……浄化してこい。イエス・サーって感じでしたが……みんなそんな感じで仕事しているんじゃないんですか先生~」


 ハハハ、そんなわけないって知ってますよ。知っているけど、教えて貰えそうな当ても無かったんだよね。須世理さんなら教えて貰えそうだったけど、あの方はお姫様だしね~何か遠慮してしまうんだよな。


「……頭痛いな。冥府神のおじさんめッ、僕に教師役を押しつける気だったのかよ。てか、先生って言うなッ!」


 ポカリと叩かれたが、叢雲は溜息を吐いて、

「取りあえず、君のステータスを教えてくれ。『神格形成支援システム』の携帯端末を持って居るだろう?」

「携帯端末? これかい?」


 神格形成支援システムってのは知らんけど、携帯端末ってのは〈神域〉浄化作業初日に須世理さんから渡されたスマートフォン擬きの事だろう。そう判断して腰に付けたケースから端末を取り出して叢雲に渡した。チラリと壊すなよって内心で考えたのは内緒だ。


「うん。これが携帯端末だ……スタンダードタイプだな。しかも型落ちだね……ダサい」 クッ……僕が選んだんじゃないモン。渡されただけだモン~。


「じゃあ中を確認させて貰うよ。……ッテ、パスワードも初期設定のままだ。君はセキュリティーをどう考えているんだい?」

 返す言葉がなかったので苦笑いを浮かべていると、叢雲が端末を操作して僕のステータスを3Dホログラフィーみたく空に表示した。



名前  :七爪京

霊格  :御使い

霊的段位:4

状態  :通常

神力  :0


肉体補正:20%


神格  :――

固有権能:破壊

  権能:炎・雷

  技能:剣術Lv1



 これが僕のステータスだ……RPGとかのステータスに比べたら何か色々端折りすぎているように思えるがどうなんだろう?

 取りあえず表示された内容は強そうには見えない。いや、弱いとしか思えないな。


「……色々酷いな。これは確信犯だな」

 ポツリと呟く叢雲の様子がおかしい。何か怪しい汗を掻いているように見えるね。まあ、僕のステータスが貧弱すぎるからだろうけどさ。


「取りあえず、君が特別扱いされていることは分かった。おじさんがそのつもりなら僕にも考えがある。まあ、それは後のことさ。今は、このステータスの解説をしようと思う。けど、何から説明したらいいか迷う。君自身、気になるところがあるかい?」


 フフフ、気になるところなんてさ、自分の名前以外全部だよ。なので、順番に説明してもらえれば良いさ。なので「気になるところ? そうだな~霊格って何ですか?」て答えることになるわけさ。


「霊格は君の肉体を形成する霊的要素の格を表すものだね。ゲーム的にはジョブにあたるのかな? 僕は須世理と違ってゲームしないから上手く説明できないかも……ニュアンスだけでも掴んでくれると助かるよ」


「分かりました。よく分からない場合は質問させて貰います」


「うん、じゃあ説明を続けるよ。霊格が『御使い』って事は英霊よりも下の霊格って事だよ。人間→御使い→英霊→神族って感じに霊格が上がっていくんだ。神族の上もあるけど今回は省略する。――次の霊的段位だけど、これはその霊格……君の場合は御使いだけど、その御使いのランクでどの程度の霊的段階に達しているかを表している。段位には上限があり、その上限にまで至れば霊格が次の段階に上がる。ジョブチェンジだったかな? そんな感じさ」

 色々突っ込みたいけど無言で先を促した。


「状態は君の肉体が感じている異常などを表示する項目だ。『通常』と表示されるのが普通だ。次の項目、神力もそのまま今君が持って居る神力の値だね。〈神域〉を一区画でも浄化したら数値は増えていくよ。――肉体補正は、君の肉体ステータスに対する補正だね。現時点では普通の数値だよ。身体鍛えないと意味はないね」

 そうですか……。


「まあ、霊的要素による肉体ステータスの増加もあるし浄化作業していると増えていくよ」

 ああ、霊的要素は経験値だし、経験値を集めれば肉体的に成長する。ついでに運動して身体鍛えられるって事だね~。


「次の項目神格は……神格だよ。君が神格を得れば表示されるさ」

 何か投げやりな感じで解説された……まあ良いけどさ。

「権能は神力がないと使えないから現状は関係無いか……で、この技能は?」

 叢雲の解説が何故か神格の部分で止まってしまったので、質問する感じで解説を促すことにした。


 叢雲は溜息を一つ零してから「技能はスキルかな? 君の場合は剣術のスキルがあるって感じかな? 戦闘に役立つ技能を一つ適当に与えられたんだと思うけど、僕が見た感じ剣の適正は余りなさそうだね。代わりに刀なんかの斬撃系の適正は高いかな? まあ、技能は鍛えないと意味ないしね。今のところは剣術の技能任せで戦うのも悪くはないと思うよ」


 フム……僕は剣術より刀術に適正があったのか?

 それはそれで嬉しいけど、まあ現状は剣術で戦った方が良いのかもね。


「しかし君は気配察知とか浄化作業そのものに役立つ技能が無いね。その辺の技能を覚えていかないとダメだね。浄化率の高い区画なら、穢れが側にいれば感知しやすくなるはずだけど、察知探知系の技能がないのならモンスターの不意打ちには対処できないかも知れないね」


「……どうやったらその技能を覚えられるんですか?」

 ゲームよろしく、勝手に覚えてくれるとか?


「修行だねッ!」

 おおう、ここでリアル対応ッスか~。


「丁度良く、修行相手が来たようだよ七爪京……モンスターだ。相手の行動を予測し、その初動を抑えるように戦うんだ。それが気配察知技能習得に繋がるよ」

「敵の初動を読むですか」

 ハハハ、ガンバリマス。



 直剣を鞘から抜き構えたところで、通路の奥からモンスターが姿を現した。僕がモンスターの接近を知っていたからだろうか?

 隠れたりせず姿を現してくれたようだけど、姿を現したモンスターの数は二匹だった。この区画に多く出現する魔獣の一種で魔狼だ。姿を現したモンスターは二匹とも魔狼だが、二匹の内一匹は二メートルを超える体長をしていた。体毛も一般的な魔狼の灰色ではなく緑色だった。どうやら魔狼の亜種らしい……戦闘力も一般的な魔狼を凌駕するだろう事は見ただけで分かる。


「これは厄介だな」

「……仕方ないな。七爪京、君は亜種を倒せ。僕はもう一匹を相手するよ」

 『エーー、反対じゃないんですか?』そう言いたかったが、「イエス・マム、了解です」と、内心を隠し魔狼亜種と対峙した。


 魔狼は通路の狭さを気にしているのかジリジリと間合いを狭めてくる。このまま間合いを狭められると僕と魔狼との体格差で魔狼に先手を取られる。ならば、こちらから攻め込む……そう決断した。まず直剣を下段に構え身体を捻りつつ前傾体勢に移行する。そうすることで全身のバネを溜め待つ……魔狼が攻撃に移る刹那を、叢雲に示唆された初動の瞬間を見極めようと目を凝らした。


 そう、瞬きすることを忘れるほどの集中が僕の身体をほどよく緊張させる。息が止まる、視界に写る景色に色が無くなる。極度の集中が僕の視界から色の情報を削り取る。そのお陰か、僕は魔狼が四肢に込めた力を解放する瞬間を捉えた。

 その刹那に僕もまた溜めに溜めたバネを解放し、魔狼目がけて切り込む……交錯する瞬間、両手に持った直剣に半端無い手応えを感じた。――が、次の瞬間には左肩に衝撃を受け弾き飛ばされてしまった。


「ック、剣は?」

 弾き飛ばされた衝撃は通路をゴロゴロと転がることで緩和し、僕は弾き飛ばされた衝撃で手放してしまった直剣を探した。


「……武器を手放すなんて不甲斐ないぞ七爪京」

「叢雲? そっちは片付いたのかい?」


 いつの間にそこにいたのか分からないが、叢雲が僕の直剣を持ち立っていた。僕は全身に走る痺れに顔を歪めながら立ち上がり叢雲から直剣を受け取る。


「当たり前だ。この程度のモンスター僕の敵じゃないよ……君もさっさとトドメを刺せ。致命傷を与えたんだ、さっさとトドメを刺すのが武人の礼儀だよ」


 僕は凡人だ……武人じゃないよ。そう思いつつ、胸元から腹部までを切り裂かれた魔狼亜種に近づく。叢雲が言うようにその傷は致命傷なのだろう。傷口から心臓が見え、その心臓にも傷が付いているのが分かった。僕は無言で魔狼に近づきトドメを刺した。――魔狼は最後の瞬間まで僕の事を威嚇し襲いかかろうと四肢に力を込めていたが、その力は込められる端からこぼれ落ちていった。


 生命力、この一点において僕などこの魔狼には及ばない。けど僕は勝った……もう凡人凡人と現状から逃げるのは止めることにした。


 僕に討伐された魔狼亜種は身体を灰化させ消滅した。この際、魔狼を構成していた霊的要素が僕の身体に吸収されているらしいが僕には吸収した自覚はない。


「七爪京、先に進もう……亜種が出たって事は、もうすぐこの区画の浄化が終わるって事だね。次はこの区画のボスだと思う……手を貸さないから自力で討伐するんだ」

「……了解」


 直剣を鞘に収め、僕は通路の奥を目指して歩き出した……因みに、亜種に攻撃された左肩は鎧に傷はあったけどそれだけだった。全く、頑丈な皮鎧だね~。


読んで頂きありがとうございます。


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