表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/8

8話 良い家族として人類を救済します。

最終話です。


 

 私は天界で最高神様に仕える、神槍の一族。

 トライデント家の長女。

 シーシャ。

 シーシャ・トライデントと言います。

 このバコタミカ大陸を管理する一族の者です。


 この大陸の人類はもう僅かしかいません。

 掻き集めても2000人程しかいません。

 もう滅亡は目の前です。

 はっきり行って救済は無理ゲーです。

 この大陸の人類の文明や文化は尽く破壊されてしまい街とよべる場所はもうありません。


 生き残った人類は大陸の隅っこや、森に小さな集落を作り肩を寄せ合ってギリギリで生きています。

 狩猟と農耕技術が少しだけ残り、細々と暮らしていますが恐らく何も救済しなければ遠からず滅んでしまうでしょう。

 

 何故、人類がこんな目にあっているかというですね。

 それは人類が愚かだからです。


 この大陸の人類は100年程前に、愚かにも最高神様の不興をかってしまう大罪をおかしたのです。


 なので、我々一族が神の意志に従って滅亡寸前迄追い込みました。


 しかし、慈悲深い最高神様は人類滅亡寸前で思い直し我々に人類を救済をお命じなりました。


 最高神様は偉大です!

 どのように振る舞われようとまかり通ります。

 なので現在は、一族それぞれの家が総力をあげて、人類の救済に当たっているのですがなかなかうまくいきません。


 人類は今の状況ではなかなか増えてくれないです。

 それどころか毎年どんどん減って行ってます。


 魔物に襲われてるところを助けても、少し目を離したら死んでたり。

 人類同士が争って死んでいたり。

 弱い個体が淘汰されて死んでたり。

 ほっとくだけで簡単に死んでいきます。

 人類は簡単に死にすぎです……。


 昔の人類にはもう少し多種多様で、頑丈な者もいたのですが……。


 今は貧弱な人族しかいません……ま、私達が滅ぼしたんですけどね……。


 もしかしたら、それが原因かもしれません。

 現状のまま手をこまねいていても人類は増えません!

 状況を変えないといけませんよね。

 状況を変えるには人類に何か変化が必要です。

 なら、人類を変化させて見ましょう!

 まあ、変えて駄目なら、また戻せば良いだけです。

 人類がもっと減る前に手を打つのです。

 とりあえず何事もやって見る事が大事です!


 手始めに私が担当する地域に生まれてくる人間を魔改造してみる事にします。


 私の固有召喚魔法の1つ。


 『産まれてくる者を色々な種族にする召喚獣(ウェルトゥムヌス)


 この召喚獣(ウェルトゥムヌス)を使えば簡単に色々な種族を生み出せます。


 これから人族から生まれくる人類を、人族、ドワーフ、エルフが同じ割合で産まれてくるように魔改造します。


 何事も平等が1番ですよね!



____



 大変です!

 わりとパニックになってもっと人類が減ってしまいました……。


 まさか、子供が異種族だっただけで殺してしまう人がこんなに沢山いるとは思いませんでした……。


 それでも適応できた人達はうまく生きていけてみるたいです。


 エルフの天才とドワーフの鬼才が人類を仕切り始めました。魔法が使えて寿命が長いエルフ、鍛冶技術が高くて、戦闘力も高いドワーフがどんどん増えて行きますね。


 人族は真似して発展させるのが上手でした。

 エルフから魔法を習い、ドワーフから鍛冶技術を学びました。


 私の読みは的中でしたね!

 減り始めた人類は少しづつですが増えて行ってます!


 人の種類を増やすのはなかなか有効な手段だったんでもっとレパートリーを作って見ましょう。


 獣人や人馬や巨人が産まれてくるようにしましょう


 『産まれてくる者を色々な種族にする召喚獣(ウェルトゥムヌス)


 人族から巨人。

 ドワーフからは獣人。

 エルフから人馬が

 それぞれ3割の確率で産まれてくるよう調整にしました。


____


 大変です!

 またパニックなりました……。


 巨人は迫害されたり、殺されたり、追い出されたりしてしまいました。

 獣人も迫害されて奴隷にされたり殺されたり追い出されました。


 しかし、人馬族は人族やエルフやドワーフを倒して人類の頂点に立ちました。


 人馬による人類の国が誕生してしまいました。

 人馬強いです!


 その後、人馬族を頂点に種族が分かれて暮らすようになり、更に人族の国、ドワーフの国、エルフの国、獣人の国、巨人の国が生まれました。


 私はこのタイミングで『産まれてくる者を色々な種族にする召喚獣(ウェルトゥムヌス)』の力を解除しました。


 その後、どうにか人類は少しづつ増え続けて文明は回復しつつあります。


 何とか最高神様の意向に添える結果になりそうで私は一安心です。

 

 人類は今度こそうまく繁栄して欲しいものです。

読者の皆様方読了お疲れ様でした。

【悪い家族に転生したので、人を殺さなきゃならないそうです。】完結です。

最後までお読みいただき誠に、ありがとうございます。


私は本とかで最後の後書きが好きだったりします。

後書きは作者の心が見えるというかなんというか。

とりあえず後書きが好きな私です。

なので少し後書きを!


最近、歳をとって来て健康を意識するようになったのですが、健康って能動的な作業の繰り返しなんだな実感します。健康は基本的に、適量の身体に良い食事、適度な運動、十分な睡眠。この3つをきちんととる必要があります。そしてそれを行うのは自分自身です。

そしてそれらは積極的に動かないと手に入らない!

つまり、自分でやらないと手に入らないのです。 それは小説も同じだなと思います。なので欲しいものがあるなら積極的なとりにいく能動的な姿勢が大事だなと思う次第です。 なので、適度な読書、適度執筆、適度な投稿を今後も重ねて行こうと思います!


しかし、言う容易く行うは難しい……。

面白い小説を書くのは超難しいー。

なろう小説のレベルの高さに毎日驚愕の日々です。

私如きが創作なんて事に挑戦するのは間違いだったのかもしれないと思う日々が続きます。

ですが、自分の好きな世界を作り上げる楽しみは創作以外では得れません! この快感はある種、麻薬に近い依存性があると思います。 なので、なろう小説執筆はまだまだ頑張れそうです! というわけでまた頑張ります!

以上です。


では、皆様 次の新作でまたお会いしましょうー

ジーユー!






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ