チミドロ。
原型を残さないように頑張った チミドロになりました
骨は砕いた 粉々になるまで とにかく必死にやりました
掘り起こされても 鑑定できないぐらいに 完璧にした
コンクリートのなかには埋まってる 暴かれないように
髪の毛一本さえも 見つからないようにしていたのに
亡霊の声が忠告していた 「ここにいますよ」って
壁の中にいる 地面の中にいます 泣き声が聞こえる
ひどい耳鳴りのような それでいて激しい主張でした
「ワタシを殺したヤツがいますよ」
どうか、気付かないでください。