第七十話 宝物庫戦 VSプテラノドン
宝物庫の中に入ると、そこには空飛ぶ翼竜が居た。
『プテラノドン』だ。こちらを睨む。
「お、プテラノドンだね。空飛ぶ恐竜というわけだね」
ガリーナは言った。
「銃や矢が良く効くよ。もちろん飛んでくるから、そこは気を付けてね」
メリッサは言った。
戦闘が始まった。すぐさま高速で突撃してくるプテラノドン。
くちばしによる攻撃。僕はそれを弾く。
「ナイス! とりゃあ!」
矢を放つミルヤ。突き刺さり、大ダメージが入った。更にガリーナが射撃し、ダメージを与えて行く。
「ええ感じやな。《赤錬金:攻撃のカードⅢ》!」
カトリーナが味方全員の攻撃力を大幅に上げた。更にダメージが加速する。
「Kueeeeee!」
激怒し、襲い掛かるプテラノドン。アメリーさんに向かう。警戒するアメリーさん。
「《超能力:回れ右》!」
メリッサの超能力が発動。プテラノドンは旋回し、遠ざかっていく。
「へえ、そんなこともできたんですね」
アメリーさんはそう言った。
「まあね。効かない敵も多いけどね」
メリッサは言った。
再び攻撃してくる翼竜。しかしガリーナとミルヤが滅多撃ちにして、ヒットポイントはあと僅かになる。
「そろそろ決めようか。《第二の切り札:アルテミス》《第三の切り札:インドラ》!」
ミルヤの攻撃力が爆発的にアップする。
「てえい!」
バシュン! と必殺の矢が放たれ、命中。バリバリバリ、と凄まじいエフェクトと共に、プテラノドンは倒れた。
戦闘に勝利しました!
全員レベル53に上がった!
宝箱を発見しました!
「お宝だね! 私が開けるよ!」
そういうミルヤ。宝箱を開けた。
※ミルヤは ★癒し手のローブ を手に入れた!※
「アメリーさんのだね」
メリッサは言った。
「それじゃアメリーさん、はい!」
そう言って渡すミルヤ。
「まあ、ありがとうございます」
アメリーさんは白いローブを受け取った。きっと似合うだろう。




