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マジックガールズ・センテナリーフェスタ  作者: 秀一
第六章 荒野の階層 50階~60階 弱肉強食の対人戦
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第六十八話 感想戦


『負けたか……』

 そうつぶやくブリュンヒルデ。

 

「ふう。何とか、と言う感じだね」

 僕は言った。

「ほんとだね。むしろなぜ勝てたのかよくわかんないんだけど」

 そういうミレーヌ。同感だ。

 

『あれだけ私の銃撃を弾いておいて、それはないだろう』

 そういうブリュンヒルデ。

「まあそれに関しては対策を講じたからな。と言っても、タイミングよく防御技を発動するだけだけど」

 そういうシビラ。

 

「現実の銃撃ほどの威力は無いからね」

 ガリーナはそう言った。

『悔しいです、リーダー!』

 悔しがるミルドレッドちゃん。

 

『敗因はヒーラーの攻撃魔術を妨害したことか。ミラージュナイツと同じ負け方をしてしまったな』

 そういうブリュンヒルデ。

『でもあれも結構ダメージあるんで、防ぎたいんですよね……』

 そういうミルドレッド。

「まあきっと妨害してくれると思ってましたよ」

 アメリーさんは言った。

 

「私の最後の魔術も完全にギャンブルだったけどね。妨害されたらどうなってたかわかんないし」

 そういうグレース。

『しかしこちらもソードマスターは討たれたし、ヒーラーも魔力を消費していたから、長期戦で勝てたとは思えないな』

 ブリュンヒルデはそう言った。

 

「ギリギリの勝負だったね。まあ勝負と言うのは、わからないからね」

 僕はそう言った。

『ま、そうだな。良い勝負だったよ。ありがとう』

 ブリュンヒルデはそう言った。

 

「そういえば、アイテムは何が手に入りましたかね?」

 メリッサは言った。

「ミラージュナイツからは★銃士のジャケット、今回は★弓士のチュニックだね」

 僕は言った。

「お、私達の装備だね。ここから活躍して見せるよ!」

 ミルヤは言った。

 

『もう後はお前たちだけだな。何か聞いておきたい事はあるか?』

 ブリュンヒルデはそう言った。

「んー、ラスボスの攻略法とか?」

 僕は聞いてみた。

 

『何だメリッサ。まだラスボスについて教えてないのか』

 ブリュンヒルデはそう聞いた。

「まあまだまだ先ですしね」

 メリッサは言った。

 

『そんなのはメリッサに後で教えてもらえばいいさ。まあ、基本はゴリ押しと諦めない事だな』

 ブリュンヒルデはそう言った。

「あはは、そうだね」

 僕は何となく納得した。

 

『それじゃ敗者はそろそろ落ちるよ。月並みだけど、頑張れよ』

 ブリュンヒルデはそう言った。

「頑張ります」

 メリッサは言った。

「ありがとう、ブリュンヒルデ」

 僕は感謝した。

 


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