大人になる君へ
大人になる君へ 子供の頃の思い出は
きっと胸に抱いたまま 歩いて行けるさ
大人になんてちっとも なりたくないと願う
ピーターパンだとしても 何も悪くはないさ
ピノキオは今日も遊んでる 夢の詰まった遊園地の中で
僕達も楽しむことはやめられず どうでもいいことをし続けている
大人になるってことは特別な事じゃなくて
背負うべき責任を逃げずに担う事
愛することを覚えたその時から
きっと君は素敵な人だから
大人になる君へ 伝えたい事があるんだ
立ち向かうことを 忘れない事
本当はきっと 世界は残酷で
戦うならば傷つき 死んでいく
僕達はもう 何も出来ずに
箱庭の中で 死んでいく
それでも明日へと歩んでいくなら
希望がなくなることはないから
もう恐れずに 前に進もう
勇気を失えば 終わりだから
大人になる君へ 君は何を望む?
全てを手に入れること 望むだろうか?
僕らはきっと とても弱いから
欲しいものはちょっとしか 手に入らない
明日へと続く道の中で 大切なものを探していく
その中で見つけた宝石を
決して離すな 握りしめよう
誰に恨まれても どうでもいいさ
戦うことを 恐れちゃいけない
自分に正直に 進めばいい
間違いだとか 正しいだとか
そんな言葉を 信じちゃいけない
正しいかどうかは 誰も知らない
神様さえも 誰も知らない
大人になる君は 何を見るだろうか
僕の知らないものを 見て欲しい