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マジックガールズ・センテナリーフェスタ  作者: 秀一
幕間 夢の国 50階
69/133

故郷の海を眺めて


 凍り付いた摩天楼を そっと抜け出して今日は

 何も考えることも無く 海を眺め続けてみようか

 

 大切な思い出とか 焼けるような恋とかじゃなく

 ちっぽけな幸せを そこに置き忘れていた

 

 大好きなんだと気付いた 君のポケットのハンカチに

 潮風をそっと残して

 

 会いたいよ また君の笑顔と

 色褪せることのない 物語の中で

 

 あの思い出の丘の上で 待っていて欲しいんだ

 とっておきの私で 迎えに行くから

 

 きっとまた会えるから

 さよならを忘れた カモメのように……

 

 

 世界中のお酒を飲んだって 悪酔いして死んじゃうね

 何も考えることも無く 海を眺め続けていたいな

 

 本当に大切なものは 世界の果てにあるんじゃなく

 ここにあった 気付くのに 少し時間がかかり過ぎたね

 

 愛しているんだと気付いた 君の真っすぐな横顔を

 ずっと見つめていたい

 

 会いたいよ また君の笑顔と

 終わる事の無い 物語の中で

 

 あの思い出の丘の上で 待っていて欲しいんだ

 とっておきの僕で 迎えに行くから

 

 きっとまた会えるから

 さよならを忘れた カモメのように……

 

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