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マジックガールズ・センテナリーフェスタ  作者: 秀一
第十章 終焉の階層 91階~99階 その先にあるものは
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第九十三話 ボス戦 VS闇の魔術師


 塔の頂上、100階への行く手を阻むのは、黒く汚れた魔術師。

 この門番を何としても倒さなければならない。もちろん、誰も死なずに。

 

「油断せずに行きましょう!」

 レナータさんがそう言った。

 

「前進だ! 突撃!」

 シビラは命じた。3人が突撃する。

 

「……《黒魔法:暗黒嵐》」「《青魔法:魔法除去》!」ガキン キュウン

「……《黒魔法:地獄の炎》」「《青魔法:魔法解除》!」ガキン キュウン

 敵の魔術はグレースとレナータがキャンセルした。

 

「はあ!」

 バシバシ、と僕、ミレーヌ、シビラの三人が敵を包囲し、攻撃する。ダメージが蓄積していく。

 

「……《黒魔法:暗黒の矢》」「《青魔法:対抗魔法》!」ガキン キュウン

「……《黒魔法:眠りの雲》」「《青魔法:対抗魔術》!」ガキン キュウン

 敵の魔術はグレースとレナータがキャンセルした。

 

「基本的に、魔術しかやってこないみたいですね」

 アメリーさんが言った。

『そうだね』

 メリッサもそう言った。

 

「たああ!」

 ドスドス、と拳を食らわす僕。

「《剣技:流麗なる一撃『菊花』》!」

 ミレーヌの横なぎの一撃が決まった。

 

「……《黒魔法:獄炎劫火》!」「《青魔法:魔法消去》!」ガキン キュウン

「……《黒召喚:ゴースト》」「《青魔法:魔法解除》!」ガキン キュウン

 敵の魔術はひたすらキャンセルする。

 

「《槍技:四連突き》!」

 ドドドド、とシビラの連続攻撃が決まる。

「うりゃあ!」

 僕はジャンプして、連続蹴り。見事に決まった。

 

 ひたすら攻撃が入り続ける。敵のヒットポイントもあと少しだ。

 

「……《黒召喚:死者の王》!」「《青魔法:対抗魔法》」ガキン キュウン

「……《黒召喚:ゾンビ》!」「《青魔法:……》」

 敵の召喚魔法が発動し、ゾンビが2体召喚された。

 

「《白魔法:解呪》!」

 アメリーさんの魔術。敵ゾンビの動きを封じた。

 その隙に僕達三人が殴り、ゾンビを片付けた。

 

「行けるね。《赤魔法:電撃》!」

 電撃を放つグレース。敵を麻痺させる。

「《赤魔法:衝撃》!」

 レナータの魔術で敵の行動を更に遅らせた。

 

「もう力を残す必要は無いよね? 《第二の切り札:決闘》《第三の切り札:覚悟》!」

 自らの攻撃力を一気に上げるミレーヌ。

「《第四の切り札:一の太刀》!」

 完璧な斬撃が入り、敵を撃破した。

 

 戦闘に勝利しました!

 美しい宝箱を見つけた!

 

 中にあったのは黄色く輝く宝石、★★運命の指輪『トパーズ』だ。

 

『ありがとう。トランプを使ったみたいだし、今日はここまでだね』

 メリッサは言った。

「いよいよ後はラスボスだけだね」

 グレースはそう言った。

「そうだね。いよいよだね」

 僕はそう言った。

 



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