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頭の中にはあの曲が流れている
ハットや鞭は無かったが、頭の中に、あの曲を流しながら、遺跡に向かった。
遺跡の入り口は、崩れており入る事は出来なかった。チャンチャン。
っておわるとこだが、俺は人間ではない。妖精だ。俺が入れる穴ぐらいはある。いざ、ダストシュート。
無事に遺跡の中に侵入出来た。だが、真っ暗で何も見えない。
俺は、右手を挙げて叫んだ。
「ゴッドハンド」
すると、手から神々しい光がってのはなく、蛍よりちょっと明るい球体が、ポフッと出てきた。
さっきまで真っ暗だったのが、俺の周り1メートル程見渡せるようになった。
中も、石で作られており、埃とチリがたまっている。奥に続いているのでそのまま進んだ。
暫く行くと、地下に行く階段がある。その横には、見張り番が使う様な空間があった。朽ちて原形を留めていない。
そのまま下に進むと、鉄格子の扉が見えた。鎖と南京みたいなもので閉じられている。
妖精な俺は、鉄格子の間を抜けて、入ると、空気が変わった。