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ぷにぷに

投稿日を増やします。

月、水、金、日曜日投稿から、月〜日曜日毎日投稿に変更します。

投稿数が増えるので、今月中に完結すると思います。

最後までお付き合いしてもらえれば嬉しいです。

「ちゃんと風呂に入るかな……」


 とても心配だった。

 俺は外に出ようとしたが、一旦戻った。

 二階に上がると、声が聞こえてきた。


「そこよ!注意して!」


「わかってるって!はい、勝利ー!」


「風呂入ってください!」


 俺はそう言い、ドアを開けた。

 二人は、服だけ着替えてゲームをしていた。


「げっ、戻ってきた……!」


 美奈江先輩が見たくないものを見たような顔をして言う。


「か、風峰くんこれは違うんだ……!その……ゲームが私たちを誘惑してきて……!」


 里奈先輩が言い訳をする。


「そんな言い訳しなくていいんで早く風呂に入ってください!」


 そして、俺は部屋の外に出た。



 風呂場は湯けむりで曇っていた。

 風呂には、体を洗う二人の少女。

 本当は美奈江が先に入る予定だったのだが、里奈が勝手に入ってきたのだ。


「なんで勝手に入ってきたのよ!」


「まあまあ、体洗ってあげるから許してよー」


 そう言いながら、美奈江の体をベタベタ触る。


「さーて、胸でも揉み……あっ……ない……」


「なくて悪かったわね!」


 怒った美奈江は、シャワーから出てくるお湯を、里奈の顔にかける。


「わっ、ちょっとやめてよー!」


 数秒間かけると、美奈江はシャワーを止めた。


「そもそも、胸があるのがおかしいのよ!なんでみんな膨らんでるの⁉︎」


「いやいや、ぺったんこの方がおかしい……」


「うるさい!」


 美奈江は、再びシャワーから出てくるお湯を、里奈の顔にかけた。


「もう!私も怒ったよ!」


 里奈は、美奈江に後ろから抱きつく。


「きゃあ!」


 そして、いやらしい手つきで舐め回すように、美奈江の体を触っていく。


「あれ?美奈江ちゃん太った?」


 里奈は、美奈江のお腹を掴みながら言う。

 そして、美奈江は完全に怒った。

 里奈を引き離し、里奈の首の後ろを掴む。


「えっ、ちょっと待って!ストップ!お風呂に沈めるのはやめて!やばいから!」


「じゃあ謝りなさい……!」


「美奈江ちゃんは太ってない!そのお腹は元々……待って!さっきより力が強い!わかったって!太ってない!」


「本当……⁉︎」


「本当だよ!」


 里奈がそう言うと、美奈江は首を離した。


「ふう……殺されるところだった……」


「あんたが余計なこと言うからよ!自業自得!」


「美奈江ちゃんのお腹がぷにぷにしてるのが悪いんじゃ……」


「何⁉︎」


「なんでもありません!」


 それ以降、里奈は大人しくなった。

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