カラオケ
キャラクター設定のキャラクターと説明を追加しました。
放課後、俺と美咲は家に帰ろうとした。
そしたら、里奈先輩が教室に来て、途中まで一緒に帰ろうと言ってきたのだ。
下校中、俺は気になっていたことを、里奈先輩に聞いた。
「里奈先輩、部活の朝練行ってますよね?」
「うん、行ってるね」
「それで、先輩受験生ですよね?しかも、今は十一月ですよね?なんで部活があるんですか?」
「あー、朝練って言ってたけど、部活の後輩の練習に付き合ってるだけだよ」
なるほど。
俺は納得した。
「あ、おーい!美奈江ちゃーん!」
先輩は手を振りながら走って行く。
美奈江、あの女子生徒だ。
「ごめん待った?」
「大丈夫よ。それより……」
女子生徒は俺を指差す。
「なんでこいつがいるのよ!」
「なんでって、一緒に帰ってきたからだけど?……あ、そうだ!」
里奈先輩は急に何かを思いついたらしい。
「私たちカラオケ行こうと思ってたんだけどさ、二人も行こうよ!私としては美奈江と仲良くなってもらいたいし。」
「お断りよ!」
「嫌です!」
俺と女子生徒は速攻で断る。
「えー、行こうよー。風峰ー」
「そうだよ、一緒に行こうよ美奈江」
俺と女子生徒は少し黙った。
その後、仕方なく一緒にカラオケに行くことにした。
「よし、じゃあ行こう!ダブルデートだ!」
「はぁ⁉︎私と里奈は女同士よ⁉︎」
「冗談だって、ほら、行こう」
里奈先輩は歩き出す。
俺もそれに続いて歩き出した。




