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小さな花の物語  作者: 燈華


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清らかな祈りの花

窓から風が入り、レースのカーテンを優しく揺らす。


ベッドの横の花瓶にはマダガスカルジャスミンの花が花瓶に活けて飾られている。

真っ白で澄んだ香りの花。

この香りなら天まで祈りを届けてくれそうだ。


天まで届くのなら届いてほしい。

もう、私にできることはそれくらいだから。


だから、届いて。


ーーただ幸せでいて。


祈るのはそれだけだ。

大切な人たちの幸せだけ。


それだけ叶えば十分だから。

傍に、私がいなくても。


ゆっくりと目を閉じる。


真っ白な壁に囲まれた部屋の中で。

その清らかな祈りを聞き届けた、というようにマダガスカルジャスミンはそっと揺れた。


読んでいただき、ありがとうございました。

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