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小さな花の物語  作者: 燈華


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幸福の花

福寿草は春を告げる花だ。

私にも春を告げてきた。






それは一月のまだ寒い時のこと。


私は福寿草が咲いているのを見つけたので足を止めて見ていた。

雪の中から一番初めに姿を見せる花だから春を告げる花と言われている、と前に何かに書いてあった気がする。


そこへ彼から声をかけられたのだ。

「この花は何という花ですか?」

と。


物語のように前から気になっていたから話しかける口実にした、というわけではなく、純粋に知りたかったからだ、というのは親しくなってから聞いた話だ。

だから花の名前を教えた後、二言三言話して別れた。

当然連絡先を交換するなんてこともなかった。


だがそれで縁は切れなかったのだ。


二回目に会った時にもやはり彼から話しかけてきた。

「先日はありがとうございました。」

と。


それから見かけるたびに話すようになり、連絡先を交換して、一緒に出掛けるようになり。


そして、先日、結婚した。


新居のベランダには鉢に植えた福寿草が咲いている。


彼と出会わせてくれた花。

私にとっての"幸福"の花だ。


読んでいただき、ありがとうございました。

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