表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

『小料理屋 はる』の妖怪レシピ 〜お店を潰したくないので、イケメン陰陽師さん(?)を餌付けします〜

作者:辺理可付加
 急遽祖父の店『小料理屋 はる』を預かることになった、女子大生の北上小春《きたかみ こはる》。
 なんとか祖父の退院まで店を守ろうと決意した矢先、


 明日から営業再開というタイミングで、店が破産確定となってしまった。


 夜中、いつの間にか店内にいた謎の老人に、酒と食材を全て食い尽くされてしまったのだ。

 無 銭 飲 食 で。


 嘘でしょ!? お金払って!
 でないとおじいちゃんのお店が!


 と、老人を追い掛け夜の神田神保町を走る小春だが、

 逆ギレした老人は突然、巨大な妖怪を召喚してしまう。

 店の破産どころか、今この場での人生終了に見舞われた小春。
 小料理屋が食われるという、タチの悪いジョークじみたバッドエンドが迫るそのとき


 突如として現れたのは、
 長身を着流しに包む、和傘を持った若い男だった。


 彼、花瀬花恭《はなせ はなやす》は、傘の仕込み刀にて難なく妖怪を討ち倒す。
 ホッと胸を撫で下ろす小春だが、束の間彼女の目に映ったのは

 その死体に噛み付き、肉を食べ始める花恭の姿だった。

 すわコイツも妖怪か!
 と恐れ慄く小春に対し、彼はとんでもない提案をする。
 なんと

『自分は妖怪を食べることでしか体を保つことができない』
『だけど妖怪の肉をそのまま食べても当然マズい』
『そこで小料理屋である小春がおいしく調理して食べさせてくれるなら

 店の負債を立て替えてあげよう』

 というのである。


 果たして小春は花恭を唸らせ、店の命脈を繋げるのか!
 妖怪渦巻くこの世界を生き残ることができるのか!
 そもそも妖怪って調理とかして大丈夫なのか!


 常識的小市民の小料理屋とイケメン陰陽師(?)が織りなす、『妖怪グルメ奇譚』開幕。
食い逃げ犯と着流しの男
忽然と消える
雨の日は人が死ぬ
ケダモノで化け物
告別式にて
2025/08/12 12:22
氷の尋問
2025/08/12 18:12
夕暮れに鳴くは神隠し
量産型エ◯゛ァ
2025/08/13 07:40
出たなロリコン
2025/08/13 18:32
襲来
2025/08/14 18:32
【悲報】2回目
2025/08/14 20:12
進化する怪異
深夜高速
2025/08/15 07:40
優雅ではない朝
2025/08/15 12:12
都市伝説勉強会
2025/08/16 12:12
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ