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音が彩る幻想を  作者: にじいろけだま
第十話 日々を楽しく生かすコツ
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自主練習

 マジックの練習(れんしゅう)開始(かいし)から(すこ)しすると、リンちゃんはうんざりした(かお)をしだす。

 姫野先生(ひめのせんせい)から(すこ)(おく)れると連絡(れんらく)があり、(あさ)(おな)じく自主練習(じしゅれんしゅう)をしている。

「ねえポーちゃん。やっぱり魔法(まほう)練習(れんしゅう)もしようよ」

今日(きょう)手品(てじな)練習(れんしゅう)()ったのはリンちゃん」

「……魔法(まほう)手品(てじな)も、同時(どうじ)にやれたら()いのに」

基本(きほん)大切(たいせつ)

 ポーリャは、シルクハットから風船(ふうせん)やぬいぐるみを()練習(れんしゅう)()(かえ)す。

 一方いっぽう、リンちゃんは、()もそぞろにゴムボールを()げては()()める。

 何度(なんど)(おこな)っているとボールの落下(らっか)地点(ちてん)がずれ、頭上(ずじょう)()ちてきた。

 ポーリャの視線(しせん)(かん)じ、リンちゃんは()をそらす。

「ちょっと気分転換(きぶんてんかん)するね」

 リンちゃんはマジック(よう)(つえ)()り、呪文(じゅもん)(とな)える。


――音色(ねいろ)よ、音色(ねいろ)(おと)(いろ)

  ボールよ、()って、くるくると

  ()げたボールが、(ちゅう)()


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