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音が彩る幻想を  作者: にじいろけだま
第十話 日々を楽しく生かすコツ
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授業

今日(きょう)からはリコーダーの練習(れんしゅう)をします」

 姫野先生(ひめのせんせい)授業(じゅぎょう)(はじ)まると、()()じてリコーダーを()く。

 教科書(きょうかしょ)()っているきょく(なが)れる。


先生(せんせい)(ふえ)って社会(しゃかい)()たら使(つか)いますか?」

 ()()えた姫野先生(ひめのせんせい)質問(しつもん)()ぶ。

 余韻(よいん)(たの)しんでいたリンちゃんはむっとした(かお)になる。

「そうね。(わたし)個人(こじん)意見(いけん)だけど、学校(がっこう)(なら)ってそれっきりの(ひと)(おお)いかな」

 姫野先生(ひめのせんせい)はあっけらかんと(こた)えた。

 その言葉(ことば)にリンちゃんはぽかんとする。

「とは()っても、みんなはいろんな(うた)(きょく)を、(みみ)にしているよね。その基本(きほん)となる

 部分ぶぶん体験(たいけん)することが音楽(おんがく)授業(じゅぎょう)と、先生(せんせい)(おも)っています」

 (おと)(たの)しむ、と()いて音楽(おんがく)、と姫野先生(ひめのせんせい)()げる。

基礎(きそ)基本(きほん)(まな)んでおくと将来(しょうらい)(やく)()つはずです。そのまま使(つか)うかどうするか

 自分(じぶん)(かんが)えて、自分(じぶん)()めていってくださいね」

 姫野先生(ひめのせんせい)はそう(しめ)めくり、授業()再開(さいかい)する。


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