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音が彩る幻想を  作者: にじいろけだま
第一話 不思議なことに会いました。
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窓の外からこんばんは

 茜色(あかねいろ)()まった(そら)(くろ)()わる(ころ)、リンちゃんは(いえ)()き、冷蔵庫(れいぞうこ)()けた。

(どうしようかなあ)

 リンちゃんは自分(じぶん)部屋(へや)で、ホットドッグを(なが)めていた。

 (かみ)のお(さら)()り、ラップをかけてあるホットドッグをじっと()つめる。

(これを()べると(ばん)(はん)が……)

 リンちゃんが(なや)んでいると、コンコンコン、とノックする(おと)(まど)から()こえた。

 カーテンの隙間(すきま)から、(まど)(そと)()る。

「え?」

 (まど)(そと)には姫野先生(ひめのせんせい)がいた。(いきお)いよくカーテンを()ける。

「こんばんは。リンちゃん」

「こんばんは、姫野先生(ひめのせんせい)

魔女(まじょ)(ほし)(ちから)()りた(ほうき)夜空(よぞら)()ぶの」

 (つき)(かがや)(そら)(ひか)(ほうき)横座(よこずわ)りで()んでいる姫野先生(ひめのせんせい)に、リンちゃんは()げた。

先生(せんせい)(わたし)魔法(まほう)使(つか)ってみたい!(おし)えてください!」

 そう(さけ)ぶリンちゃんに、姫野先生(ひめのせんせい)(やさ)しく()つめ、(こた)える。

「ええ、()いわよ。ところで、なにか()べものある?お(なか)すいちゃった」


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