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音が彩る幻想を  作者: にじいろけだま
第九話 甘えることと頼ること
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本を戻そう

()()期限(きげん)()えている(ひと)は……)

 ついさっきの自分(じぶん)(おも)()す。熱中(ねっちゅう)して()んでいる様子(ようす)(おも)()かべた。

 チャイムが()り、昼休(ひるやす)みがわる。


     *     *     *     *     *


 授業(じゅぎょう)()わり、放課後ほうかごになると、リンちゃんはふたた図書室としょしつかう。

 昼休(ひるやす)みとは交代(こうたい)して、リンちゃんが(ほん)片付(かたづ)けていく。

(ほん)って(かさ)ねると意外(いがい)(おも)いのね」

 リンちゃんは数冊(すうさつ)()って、(ほん)(もど)していく。

 

「よいしょっと」

 リンちゃんは、ステップを(のぼ)り、本棚(ほんだな)上段(じょうだん)(ほん)(もど)す。

 ()っていた(ほん)をすべて(もど)えると、また受付(うけつけ)(もど)る。

 その途中(とちゅう)でリンちゃんは(かぜ)を感じた。(だれ)(まど)()けたのだろうか。

気持(きも)()い……」


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