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音が彩る幻想を  作者: にじいろけだま
第八話 大人と子供の境目で
79/165

声の主

姫野先生(ひめのせんせい)……」

 (いま)にも()きそうな(かお)()げ、(こえ)(ぬし)をリンちゃんは()つめた。

「いったんうちにおいで。(いま)のままじゃ風邪(かぜ)ひいちゃうよ」


     *     *     *     *     *


「……お風呂(ふろ)()りしました」

(あたた)まった?」

「……はい。ご迷惑(めいわく)をおかけしました」

大丈夫だいじょうぶよ。魔法(まほう)解除(かいじょ)先生(せんせい)のお仕事(しごと)だから」

魔法(まほう)(ふく)(ちい)さくするのも、ですか」

「ええ。リンちゃんには(おお)きいからね」

 リンちゃんは(かみ)をタオルで丁寧(ていねい)き、洗濯(せんたく)かごに()れる。

 姫野先生(ひめのせんせい)()椅子(いす)から()つと、お(ちゃ)()れ、コップをリンちゃんに()()す。

 (あめ)洗濯機(せんたくき)(うご)(おと)が、二人(ふたり)(あいだ)(なが)れる。

「ゆっくりしていってね。(わたし)一人暮(ひとりぐ)らしだから、お(きゃく)さんは大歓迎(だいかんげい)よ」



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