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音が彩る幻想を  作者: にじいろけだま
第八話 大人と子供の境目で
78/165

途方に暮れる

 (あめ)()る。()(つづ)く。

 ポーリャは一言(ひとこと)だけ(はっ)し、(ある)いて()った。

(みんなからは大人(おとな)()えているんだ……)

 リンちゃんは公園(こうえん)のベンチに呆然(ぼうぜん)(すわ)っていた。

 ブランコや(すべ)すべあめたれていく姿すがたをぼーっとつめる。

 かぜつよく。横殴よこなぐりのつよかぜが。

 あめふくかみにあたり、すこしずつれていく。

「どうしよう……」

 リンちゃんはおな言葉ことば何度なんどかえしつぶやいていた。

 おそくなるとメールをっても、いえかえれるかどうか。

 ずっとこのままなのだろうかと、わるいことばかりがあたまをよぎる。


     *     *     *     *     *


「どうしたの。リンちゃん」

 途方とほうれていたリンちゃんに、だれかのこえとどく。


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