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音が彩る幻想を  作者: にじいろけだま
第八話 大人と子供の境目で
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他人行儀

「こんにちは朝霧(あさぎり)ちゃん」

「こんにちは……どちら(さま)でしたかしら?」

「え。(わたし)だよ。清白(すずしろ)

「ああ。りっかさんのお(ねえ)さん。(いもうと)さんにはお世話(せわ)になっています」

(わたし)がリンちゃんだよ。リンちゃんって()んでほしいな」

「まあ、(いもうと)さんの真似(まね)上手(じょうず)ですのね」

「だから……」

(あめ)約束(やくそく)(なが)れ、気落(きお)ちしてましたが、おかげ(さま)元気(げんき)()てきましたわ」

「………………」

「ありがとうございました。では、ごきげんよう」

 朝霧(あさぎり)はぺこりとお辞儀(じぎ)をして、また(ある)いていく。

 その姿(すがた)見送(みおく)ると、リンちゃんはまた手鏡(てかがみ)()()す。

 (かがみ)にはいつもの、中学生(ちゅうがくせい)自分(じぶん)(うつ)っていた。

 そこにポーリャが(とお)りかかる。

「あ、ポー――」

(だれ)?」


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