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音が彩る幻想を  作者: にじいろけだま
第一話 不思議なことに会いました。
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姫野先生

姫野先生(ひめのせんせい)?」

「あら、リンちゃん。こんにちは」

「こ、こんにちは……」

 ぽかんとしているリンちゃんに、姫野先生(ひめのせんせい)(こえ)をかけた。

(もり)(まよ)っている()(かん)じたら、リンちゃんだったんですね」

先生(せんせい)、なんでわかったの?ひょっとして魔女?」

正解(せいかい)()くわかったわね」

冗談(じょうだん)()ったのに。こんなことをなんてうんだっけ……(うそ)から()(まこと)かな?

でもでも、(ひか)るタンポポなんて(はじ)めて()たし……)

まるでワルツのように (あたま)(なか)で、(はてなマーク)(おど)る。リンちゃんも()(まわ)していく。

「リンちゃん、()()いて」

 姫野先生(ひめのせんせい)(ちか)くに(ひか)綿毛(わたげ)(あつ)まっていく。

「きれい……それにふしぎだわ。(ひる)なのに(ひか)っているのがわかるなんて」

「こういうこともできるわよ」

 綿毛(わたげ)(ひかり)()わっていく。(あか)(あお)()(みどり)(むらさき)(だいだい)(しろ)(くろ)(いろど)(ゆた)かに。

世界(せかい)にあるふしぎなこと。自然(しぜん)(なか)宿(やど)るもの。その(ちから)()りるのが魔法(まほう)なの」


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