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音が彩る幻想を  作者: にじいろけだま
第七話 絵画を染める音の色
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起きる季節

 (ちい)さくちりんという(おと)()こえた。

 のしのしと(おと)(ひび)く。

 どちらの(おと)次第(しだい)(おお)きくなっていく。

(なん)(おと)だろう?」

 ハクは(みみ)()ます。

「これは、クマかな。クマが()きているなら(はる)なのだろうね」

 そう|言って、すくっと()()がる、ハク。

「では、(はる)(つた)くるとしようか」

「え……っと、あの、(わたし)!」

(よう)()んだなら(かえ)りなさい。みんな()っているからね」

 ハクの(こえ)姿(すがた)(とお)くなり、周囲(しゅうい)はまた、暗闇(くらやみ)(とざ)ざされる。


     *     *     *     *     *


「……ちゃん。リンちゃん」

「ポーちゃん」


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