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音が彩る幻想を  作者: にじいろけだま
第六話 生活委員と見習いと
53/165

生活委員

()いですか。自由(じゆう)だからと(なに)をしても()いと(かんが)えているなら、()えてください。

 (さだ)められた規則(きそく)(なか)自由(じゆう)(たの)しんでくださいと言っているのです」

(たし)か……朝霧(あさぎり)さん)

 廊下側(ろうかがわ)(せき)で、眼鏡(めがね)をかけて(ゆき)()もれた()とリンちゃんは(おも)()す。

「えーと、生活委員(せいかついいん)さんかな?」

()いたいことはわかるよ。ただもうちょっと(ゆる)くても()いとは(おも)うんだよ」

「ですから――」

 相手(あいて)反論(はんろん)する。

「どうしたの?リンちゃん」

()めようかなって、(かんが)(ちゅう)

 クラスメートは朝霧(あさぎり)さんの言葉(ことば)をのらりくらりとかわしている。暖簾(のれん)腕押(うでお)しな(かん)じに、朝霧(あさぎり)さんの(こえ)(あら)くなるのを()かね、リンちゃんは()めに(はい)る。

「おはよう、朝霧(あさぎり)ちゃん。その(へん)にしておこうよ。ホームルーム(はじ)まるよ」

「りっかさんでしたかしら。あなたも、この方々(かたがた)(かた)()ちますの?」

「そういうわけじゃ……あとできれば、リンちゃんって()んでほしいな」


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