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音が彩る幻想を  作者: にじいろけだま
第六話 生活委員と見習いと
52/165

朝の会話

(あさ)から()(もの)検査(けんさ)なんてげんなりするよなー」

「まったくよねー。もっと生徒(せいと)(しん)じくれてもねー」

「そうそう。自由(じゆう)()いと(おも)う」

 廊下(ろうか)(となり)のクラスの()口々(くちぐち)(はな)している。

 教室(きょうしつ)からポーリャが(かお)()し、挨拶(あいさつ)をしてきた。

「おはよう、ポーちゃんはどうだった?」

「ぬいぐるみはセーフ。スマホも」

「スマホもオッケーなの?」

「うん。マナーモードにしてカバンの(なか)()れておけって」

「そうなんだ。()ってきてもよかったんだ」

「うん。ちょっとビクビクした」

「もしトランプ(えら)んでいたら、大変(たいへん)なことになって――」

「ですから、(もう)()げているでしょう!」

 いたね、とリンちゃんが()おう(まえ)に、大声(おおごえ)廊下(ろうか)(ひび)く。


 ()ると、()(もの)検査(けんさ)会話(かいわ)をしていた()たちに苦言(くげん)(てい)する()がいた。


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