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音が彩る幻想を  作者: にじいろけだま
第五話 魔法でつくるぬいぐるみ
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ポーリャの魔法

 リンちゃんは教室(きょうしつ)(もど)り、ポットのプラグをコンセントに()す。

(さき)、やって()い?」

 (うなず)いて(さき)(ゆず)り、リンちゃんはポーリャの様子(ようす)を、固唾(かたず)をのんで見守(みまも)る。


――クマよ、クマ、クマ、クマの(かみ)

  ぬいぐるみとして出ておいで


 ポーリャが魔法(まほう)(とな)えると、茶色(ちゃいろ)いクマのぬいぐるみが魔法陣(まほうじん)(うえ)に現れる。

「ポーちゃんってクマの魔法(まほう)使(つか)うんだね」

本物(ほんもの)一緒(いっしょ)制御(せいぎょ)大変(たいへん)猛獣(もうじゅう)だから」

 クマは対策(たいさく)には、(すず)(おお)きな動作(どうさ)(おだ)やかな(こえ)()()わせつつ後退(こうたい)するなどが

必要(ひつよう)になるほど、危険(きけん)()(もの)である。

(ポーちゃんはクマのお話とか好きだからね。神話(しんわ)とか童話(どうわ)とか)

 クマのぬいぐるみを()()げるポーリャを見て、リンちゃんは(つえ)()()す。

(つぎ)(わたし)(ばん)(みみ)()れたウサギを(つく)ってみせるよ」

 リンちゃんはそう()って魔法(まほう)(とな)える。


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