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音が彩る幻想を  作者: にじいろけだま
第五話 魔法でつくるぬいぐるみ
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登校風景

第五話(だいごわ) 魔法(まほう)(つく)るぬいぐるみ



「おはよう。リンちゃん」

「おはよう。ポーちゃん」

 ポーリャに(うし)ろから挨拶(あいさつ)され、リンちゃんは(かみ)()らして()()く。

 昨日(きのう)(ゆき)もずいぶん()け、(はる)二重崎白町(ふたえざきはくちょう)(つつ)んでいる。

「そう()えば昨日、お(あに)ちゃんから(ゆき)だるまが(おく)られてきたよ」

 苦笑(にがわら)いを()かべ、ポーリャに(はな)すリンちゃん。

(さむ)いところにいるんだね」

 リンちゃんには(あに)がいる。大学生(だいがくせい)一人(ひとり)()らしをしている。

郷土史(きょうどし)勉強(べんきょう)(いま)東北(とうほく)にいるんだって」

「リンちゃんは将来(しょうらい)一人(ひとり)()らしはする?」

「どうかな。お(とう)さんやお(かあ)さんと一緒(いっしょ)()みたいとも(おも)うから……」

 少し考えてから、ポーリャに(つた)えるリンちゃん。

「そのときになったら()めるね。(いま)家族(かぞく)時間(じかん)大切(たいせつ)かな」


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