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音が彩る幻想を  作者: にじいろけだま
 第四話 雪が降る日とポーちゃんと
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一日の終わりに

「リンちゃんたちも大変(たいへん)だったみたいだね」

「うん。お(とう)さんやお(かあ)さんは大丈夫(だいじょうぶ)だった?」

「ええ。(ゆき)記録的(きろくてき)()ったのは、この二重崎(ふたえざき)白町(はくちょう)だけみたいよ」

 両親(りょうしん)がエプロンを(はず)す。リンちゃんも(つづ)き、ポニーテールのリボンを(ほど)く。

運動(うんどう)やお料理(おりょうり)するときは(ひと)(むす)びが()いと(おも)うの)

市全体(しぜんたい)では、やっぱり()っているみたいだね。ほら、テレビでも」

 夕方(ゆうがた)のニュースで今朝(けさ)大雪(おおゆき)が、(はな)されている。

「さて、()べようか」

「いただきます」


     *     *     *     *     *


 一日(いちにち)()え、リンちゃんは部屋(へや)(もど)ると、今日(きょう)出来事(できごと)日記(にっき)(かく)く。

「……今日きょう目標(もくひょう)だった『クラスみんなの(かお)名前(なまえ)(おぼ)える』は明日(あす)()()

 ます。(はや)(おぼ)えていろんな(ひと)といろんなお(はなし)してみたいですっと」

 ()()えると、リンちゃんは(まど)からポーリャと(つく)った(ゆき)だるまを()つめた。


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