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音が彩る幻想を  作者: にじいろけだま
 第四話 雪が降る日とポーちゃんと
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雪まみれの校庭

 外には雪が積もっていた。それもかなり。

()ったね」

「そ、そうね……め、(めずら)しいよね、(わたし)(ひざ)ぐらい(つも)もるなんてね……」


(どうしよう……ちょっと()らせるだけだったのに……)

 雪はいまだにしんしんと、()(つづ)ける。

 リンちゃんは、雪景色(ゆきげしき)(なが)め、途方(とほう)()れた。

(……どのぐらい()らせるかもイメージしとくんだった)

 

 リンちゃんとポーリャは(とも)旧校舎(きゅうこうしゃ)校舎(こうしゃ)(むす)ぶ、(わた)廊下(ろうか)(ある)く。

 (そと)には校舎(こうしゃ)()かう人影(ひとかげ)がある。

 レインコートを()て|ひたすら(ある)姿(すがた)に、リンちゃんは見覚(みおぼ)えがあった。


(あれは(たし)か、朝霧(あさぎり)さん……)

 ドサッと(ちか)くの()から(ゆき)()ち、雪山(ゆきやま)(つく)る。

 リンちゃんその(おと)(おび)えながらも、(むし)()らせを(かん)じた。


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