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音が彩る幻想を  作者: にじいろけだま
 第四話 雪が降る日とポーちゃんと
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昔と今の思い出に

 キャップ(ぼう)(かぶ)り、(むし)()(あみ)(むし)かご、(むし)メガネを()って()かけ、(かえ)りが(おく)れた

あの()以降(いこう)約束(やくそく)(かなら)(まも)ると、リンちゃんは(こころ)()めている。


「いろいろあるよ。どれにする?」

 (ほん)()ていたポーリャが、おいでおいでと手招(てまね)きする。

()せてー。どんなのがあるの?」

 ポーリャと()かい()わせに(すわ)り、リンちゃんは一緒(いっしょ)(ほん)()む。


 (そと)銀色(ぎんいろ)()まる(なか)(しず)かな教室(きょうしつ)では、やわらかくもあたたかな時間じかんつづいていた。


     *    *     *     *     *


「チャイムだ。えー、もうそんな時間じかんなのー」

(つづ)きは放課後(ほうかご)

「はーい……はえ?」

 ポーリャに背中(せなか)()され、リンちゃんは教室(きょうしつ)()ると、()白黒(しろくろ)させた。


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