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音が彩る幻想を  作者: にじいろけだま
 第四話 雪が降る日とポーちゃんと
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雪の思い出

「あ、(ゆき)だ」

 ポーリャの(こえ)にリンちゃんは(そら)()る。

本当(ほんとう)だ。奇麗(きれい)……」

 ()れている(そら)(ゆき)がほんの(すこ)し、はらはらと()う。

(かぜ)(なが)れてきたのかな」

 リンちゃんが(そら)から視線(しせん)(もど)すと、ポーリャは(ゆき)()をかざしていた。

「私、(ゆき)って大好(だいす)き!()もるかな、ポー――」

 ポーリャがかもし出す神秘的(しんぴてき)雰囲気(ふんいき)に、リンちゃんは(くち)をつぐむ。


 リンちゃんとポーリャはてくてくと学校(がっこう)(ある)く。

(お(とう)さんを(おも)()しているのかな)

 リンちゃんはポーリャの(いえ)(あそ)びに()ったときを(おも)()す。

(いつだったか、ポーちゃんのおじいちゃんが(おし)えてくれたの。お(かあ)さんは全国(ぜんこく)

()(まわ)っていて、お(とう)さんは天国(てんごく)見守(みまも)っている、って)

 (あし)めて、(ゆき)()をかざしているポーリャを()て、リンちゃんは(おも)いつく。

(ゆき)だるま(つく)っていた思い出があるんだよね……そうだ!魔法(まほう)(ゆき)()らせよう)


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