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音が彩る幻想を  作者: にじいろけだま
第三話 魔法を唱えてみませんか?
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失敗をバネに

「ええ、そうよ。魔女(まじょ)見習(みなら)いになる()のために、こっそり準備(じゅんび)していたの」

「そっか、あれは魔法力(まほうりょく)魔法(まほう)……」

 (さき)ほどまでやる()(あふ)れていたリンちゃんが、しょんぼりと(かた)()として(つぶや)く。

「どうしたの?」

姫野先生(ひめのせんせい)(きゅう)にしゅんとなったリンちゃんに、()いかける。


「あのふわふわした(ひか)魔法(まほう)使(つか)ってみたかったのに……がっかり」

 姫野先生(ひめのせんせい)(ひとみ)に、(いま)にもため(いき)をつきそうな雰囲気(ふんいき)のリンちゃんが(うつ)る。

「それに、魔法(まほう)(かぎ)りがあるのなら、もっと大切(たいせつ)使(つか)えばよかったのに、(わたし)ったら気軽(きがる)使(つか)っちゃったし……」

 リンちゃんはどんどんうなだれていく。


「できますよ」

「え?」

「リンちゃんなら再現(さいげん)できますよ。基本(きほん)ができていますから」

 姫野先生(ひめのせんせい)はリンちゃんに視線(しせん)()わせ、(はな)しかける。

「とても、とても大切(たいせつ)なのよ。経験(けいけん)()かすことは」


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