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音が彩る幻想を  作者: にじいろけだま
第三話 魔法を唱えてみませんか?
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再挑戦

 やがて(おと)(おと)きくなり、(おと)音色(ねいろ)雑音(ざつおん)()ざりだす。

 そして空気(くうき)()()くようなキーンと甲高(かんだか)(おと)()った。

「なんで、マイクをスピーカーに(ちか)づけた(とき)(おと)がするの!」

 リンちゃんは(みみ)をふさいで(さけ)ぶ。


 (きゅう)教室(きょうしつ)(しず)まり(かえ)る。

 リンちゃんがきょろきょろと(まわ)りを()ると、姫野先生(ひめのせんせい)魔法(まほう)使(つか)っていた。

発想(はっそう)はよかったわ。(おと)をイメージできると、もっと()くなるわ」

先生(せんせい)、ありがとうございます」

 (やさ)しく(わら)姫野先生(ひめのせんせい)に、リンちゃんは感謝(かんしゃ)言葉(ことば)()べ、再度(さいど)呪文(じゅもん)(とな)える。

 目標(もくひょう)は、(かみ)コップ。(みず)(すこ)しだけ(はい)った、(かみ)コップ。


――音色(ねいろ)よ、音色(ねいろ)(おと)(いろ)

  (みず)()らして、ちゃぷちゃぷと


 コップが()れだして、ちゃぷちゃぷと(おと)()てる。

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