表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
音が彩る幻想を  作者: にじいろけだま
第十五話 いろんな人が見ています
149/165

天井にある白いやつ

 ()のひらを交差こうささせボールをすリンちゃん。

 そのボールをもとにジャグリングをして、次々とボールががる。

 げるボールのかずふややし、天井すれすれまでたかさをげていく。

 天井てんじょうしろいいでっぱりにてそうになり、リンちゃんは位置いちをずらす。


 左右さゆうにふらつきながらもリンちゃんが手品てじなえると、おおきな拍手はくしゅこる。

 アンコールのこえているなか作業服さぎょうぎひとがやってきた。

 保育士ほいくしさんがそのひと対応たいおうし、リンちゃんはみみてる。

「……がったので様子ようすうかがいにました」

いま時間じかん使つかうようなことは……」

「そうですよね。たぶん火災報知器かさいほうちき誤報ごほうです――」

火事かじだって!」

 子供こどもだれかがさけぶ。リンちゃんとおなじくみみてていたのだろうか。

大丈夫だいじょうぶですよ。たぶん天井てんじょうにある感知器かんきち誤作動ごさどう――」

 作業服さぎょうぎひと説明せつめいは、出口でぐちかうこえにかきされる。

「どうしよう」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ