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音が彩る幻想を  作者: にじいろけだま
第十五話 いろんな人が見ています
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多種多様な考えに

「もー!なんなのあの先生(せんせい)嫌味(いやみ)()いに()たの?」

 期待(きたい)してますよ、と()(のこ)し、教頭先生(きょうとうせんせい)()めた(とびら)を、リンちゃんは(にら)む。

「リンちゃんはそう()()っちゃうかー」

 姫野先生(ひめのせんせいは)は、お(ちゃ)()はじめる。

「だってみんなが(たの)しんでいるところに(みず)()すような(ひと)だよ!」

「たとえ正論(せいろん)でも、状況(じょうきょう)()()ってほしい」

「そうだね。そういう(かんが)(かた)もあるね」

 リンちゃんとポーリャの(まえ)にコップを()姫野先生(ひめのせんせい)

教頭先生(きょうとうせんせい)みたいな(かんが)えもある。リンちゃんやポーリャちゃんの(かんが)えもある」

 姫野先生(ひめのせんせい)はコップを口元(くちもと)(まわ)し、お(ちゃ)(かお)りを(たの)しみ、(くち)をつける。

「いろんな意見(いけん)があるからね。全部(ぜんぶ)()()れて(こた)えを()せる(ひと)は、素敵(すてき)(ひと)よね」

「ぐぬぬ……」

 リンちゃんは苦悩(くのう)する。

 教頭先生(きょうとうせんせい)(かんが)えをどうするか、リンちゃんは(あたま)(なや)ませ、(こた)えを(こた)す。

(そういう(かんが)えもあるって(おも)うぐらいはしても()いかな……)

 最終的(さいしゅうてき)()()れようと()め、リンちゃんは手品(てじな)練習(れんしゅう)(ちから)(そそ)ぐ。


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