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音が彩る幻想を  作者: にじいろけだま
第14話 三人そろえば、なんとやら
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維持することも大切です

 道路(どうろ)から(こえ)がする。

 よく()ると街路樹(がいろじゅ)朝霧(あさぎり)のぼっていた。

 ()()()るリンちゃんとポーリャ。

店内(てんない)見回(みまわ)ったあと、ひょっとしたら(そと)かと(おも)って(のぼ)っていましたの」

()ちると危険(きけん)()りよう」

 朝霧あさぎり返事(へんじ)をし、()からとても優雅(ゆうが)()()りた。()(つばさ)があるかのように。

いまの、いてもい?」

「ええ。いですよ」

魔法(まほう)(さが)してくれたの?ありがとう朝霧(あさぎり)ちゃん」

自分じぶんのためにも魔法(まほう)使(つか)いましたから。お(れい)()われるほどでは」

自分(じぶん)のため?」

「せっかく()()けても、努力(どりょく)(おこた)ると(おとろ)えていってしまいますから。たまには

使(つか)うようにしていますの。(なに)にでも()えることですから」

朝霧(あさぎり)ちゃん……」

清白(すずしろ)さんとポーリャさんだけですわ。こういうことを()えるのは」

 朝霧(あさぎり)(たの)しそうな笑顔(えがお)を、リンちゃんとポーリャに()せ、遅刻(ちこく)()びた。


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