表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
音が彩る幻想を  作者: にじいろけだま
第14話 三人そろえば、なんとやら
139/165

うれし涙

 ふいにかけられた(こえ)方向(ほうこう)にリンちゃんが(かお)()けると、そこにはポーリャがいた。

「ポーちゃん!どこから?」

魔法(まほう)た」

「そっか、魔法(まほう)か――魔法(まほう)上達(じょうたつ)したんだね、ポーちゃん」

 ポーリャに(いきお)いよく()きつくリンちゃん。

 その()れでポーリャの(つえ)()れ、(おと)()る。

(はや)()いたかったから」

 ポーリャはリンちゃんの背中(せなか)(やさ)しくたたいている。

「リンちゃんはよく()く」

「だって(うれ)しいことが(ふた)つもあったん――」

 ()()えそうとするリンちゃんにハンカチをわたすポーリャ。

()()いたら()こう。朝霧(あさぎり)さんを(さが)しに」

「あれ?朝霧あさぎりちゃんも迷子まいご?」

「どっちもまだ。まず、リンちゃんにいたかった」

「ありがとう、ポーちゃん。なら、一緒いっしょさがそうか」

わたくしならここにいますわ」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ