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音が彩る幻想を  作者: にじいろけだま
第14話 三人そろえば、なんとやら
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探すもの

 リンちゃんはサコッシュに携帯(けいたい)をしまい、(そら)(あお)ぐ。

 ()(わた)青空(あおぞら)がリンちゃんの(ひとみ)(うつ)る。

(さが)しに()こう。きっとどこかにいるはず」

 リンちゃんは両側(りょうがわ)にリボンが()いたベレー(ぼう)(かぶ)(なお)すと、ストレートの(かみ)

なびかせてショッピングモールの(なか)(はい)り、階段(かいだん)(おど)()()かう。

 周囲(しゅうい)見渡(みわた)し、自分(じぶん)だけなのを確認(かくにん)すると、リンちゃんは魔法(まほう)(とな)える。


――音色(ねいろ)音色(ねいろ)(おと)(いろ)

  (とも)居場所(いばしょ)を たずねます

  友人(ゆうじん)たちは どこにいる?


 リンちゃんの(みみ)にお(みせ)音楽(おんがく)やいろんな(ひと)会話(かいわ)()こえてくる。

 マジック(よう)(つえ)(いえ)()いてきたリンちゃんは、わりに携帯(けいたい)でやってみた。

ところ、結果(けっか)はご(らん)有様(ありさま)で、リンちゃんはどうしようかを(かんが)える。

(ポーちゃんを(さが)そう。ボーダーニットとズボンの恰好(かっこう)……ズボン()いな)

 先日(せんじつ)広場(ひろば)(かえ)りに、(くるま)(みず)をかけられ、ふくはクリーニングに()してある。

 今日(きょう)、リンちゃんは外出がいしゅつ(よう)のズボンを(さが)予定(よてい)だった。

二階(にかい)()ってみようかな。ポーちゃんか朝霧あさぎりちゃん、まだいるといな)


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