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音が彩る幻想を  作者: にじいろけだま
第十三話 忘れたものはどこですか
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見つけたもの

「そういうところ、(なお)そう」

「…………そうしますわ」

 沈黙(ちんもく)(はさ)んで、朝霧(あさぎり)(すこ)(かお)(あか)くしてポーリャに(こた)えた。

「じゃあ()こうか。先頭(せんとう)よろしく」

(こわ)いなら(こわ)いってちゃんと()ってくださいね」

「だって(よる)学校(がっこう)って(こわ)いもん。お()けとか幽霊(ゆうれい)とかいそうで」

 リンちゃんを()(なか)廊下(ろうか)(ある)き、理科室(りかしつ)到着(とうりゃく)する。


「あったー!」

 ()かりをつけた理科室(りかしつ)で、リンちゃんは使(つか)っていた(つくえ)からノートを()つける。

「うん。ありがとうポーちゃん、朝霧(あさぎり)ちゃん」

「こちらこそありがとうですわ。清白(すずしろ)さん。ポーリャさん」

「お(れい)はリンちゃんに」

「なら姫野先生(ひめのせんせい)()って。(わたし)真似(まね)ただけだもん。先生(せんせい)言葉(ことば)はすごいんだよ。

 まるでお(くすり)みたいに(こころ)にしみるから」

 リンちゃんはポーリャと朝霧(あさぎり)(はな)しながら、理科室(りかしつ)(あと)にして電気(でんき)()した。


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