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音が彩る幻想を  作者: にじいろけだま
第十三話 忘れたものはどこですか
127/165

準備できた?

時間切(じかんぎ)れ、()こう、リンちゃん」

「うう……よく(かぎ)してもらえたね、朝霧(あさぎり)ちゃん」

日頃(ひごろ)(おこな)いですわ」

 廊下(ろうか)からする(こえ)覚悟(かくご)()めるリンちゃん。

 教室(きょうしつ)から()()すと、()(まえ)にある廊下(ろうか)(やみ)(ひろ)がる。

「お(さき)()(くら)

 冗談(じょうだん)めかして()うポーリャ。

電気(でんき)電気(でんき)つけようよ!」

今日(きょう)(つき)(あか)るいですし、(しょう)エネですわ」

 朝霧(あさぎり)(かえ)そうとした瞬間(しゅんかん)中庭(なかにわ)(しげ)みからおとがし、リンちゃんはかたまる。

 (しげ)みからネコが()てきて、一声(ひとこえ)()く。

「なんだネコか……」

物音(ものおと)ひとつに反応(はんのう)しすぎですわ。でどうなさいます?(さき)かれますか?」

「お(さき)にどうぞ」

「おあとがよろしいようで」

 ポーリャはそう()って、先頭(せんとう)(ある)きだす。


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