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音が彩る幻想を  作者: にじいろけだま
第十二話 約束された広場にて
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雷雨

迷子(まいご)センターってありました?」

「あるよ。でもここからは(すこ)(ある)――-」

 あるくよと()おうとしたのだろうか、ポーリャのこえ途中ときゅうえた。

 雨音あまおとでかきされた。かさとしそうになるほど、どりゃぶりの(あめ)()る。

「ひとまずどこかで雨宿(あまやど)りしましょう」

()って、(わたし)()(かんが)えがあるの」

 周囲(しゅうい)(ひと)たちが建物(たてもの)(はし)っていく姿(すがた)()かけたリンちゃんは、(とお)くに()こえる

雷鳴らいめいにすくみつつ、魔法(まほう)(とな)えた。


――音色(ねいろ)よ、音色(ねいろ)(おと)(いろ)

  ざあざあ()りの、(あめ)(なか)

  (おお)きくできた、(みず)たまり

  (なか)をみんなで、(すす)ませて


 リンちゃんを中心(ちゅうしん)空気(くうき)()まれ、(みず)たまりの(なか)(はい)っていく。

「このことは内緒(ないしょ)だよ……えーと、クルミちゃんって()んで()い?」


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