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音が彩る幻想を  作者: にじいろけだま
第十一話 積重なった日々の中
110/165

家族の時間は瞬く間

 階段(かいだん)()りた(さき)には(あに)姿(すがた)があった。

「やあ。(ひさ)しぶり」

「もー、()るなら()るって言()ってよ、お(にい)ちゃん」

「いやあ、(ちか)くを(とお)りがかったから、(かお)だけ()しておこうかなって」

(きゅう)()るって連絡(れんらく)あって、びっくりしたよ」

「お(かあ)さん、部屋(へや)にノックしに行ったのよ」

 (あに)会話(かいわ)していると、(ちち)(はは)参加(さんか)する。

「だったら携帯(けいたい)()ってよ。学校(がっこう)にも()って()って()いみたいだし」

「そうね。(なに)かあったときに便利(べんり)だものね」

「じゃあお(とう)さんと今週こんしゅうってみるかい?」

 ()くと返事(へんじ)をすると、(あに)はメモ用紙(ようし)連絡先(れんらくさき)()くと、リンちゃんに手渡(てわた)す。

「ありがとう、お(にい)ちゃん」

「じゃあまたね、元気(げんき)そうでよかったよ」

(つぎ)はもっとゆっくりしていってね」

明日(あした)がレポートの提出日(ていしゅつび)だからね。(つぎ)()るときはちゃんと連絡(れんらく)するよ」

 (あに)はリンちゃんと約束やくそくするとくるま荷物にもつ(はこ)()れ、清白家(すずしろけ)(あと)にした。


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