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音が彩る幻想を  作者: にじいろけだま
第十一話 積重なった日々の中
107/165

過去到来~駅~


     *     *     *     *     *


 暗闇(くらやみ)()れると、リンちゃんは(えき)のホームにいた。

 (とお)くには|タワーやスカイツリーが()える。

(ここって東京(とうきょう)――)

東京(とうきょう)とは、しばらくお(わか)れですわね」

 朝霧(あさぎり)こえ()こえ、リンちゃんは(こえ)出所(でどころ)(さが)す。

(つぎ)二重崎(ふたえざき)白町(はくちょう)ってところに()予定(よてい)だよ」

 (やさ)しげな男性(だんせい)朝霧(あさぎり)顔色(かおいろ)をうかがいながら(はな)す。

大丈夫(だいじょうぶ)ですわ、お父様(とうさま)出会(であ)いがあれば(わか)れもありますし、友人(ゆうじん)知人(ちじん)()える

ことは()いことですわ。すべては、(かんが)(かた)次第(しだい)です」

きっぱりと(こた)える朝霧(あさぎり)

(あれ?でもいつもより、若干じゃっかんこえふるえているような……気のせい?)

 女性(あさぎり)がスーツケースを()いて男性(だんせい)朝霧(あさぎり)(こえ)をかける。

 その女性(じょせい)とリンちゃんが(かさ)なると、またボーンという(おと)()こえた。


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