檻の中の河井は何を思う
拘留中の河井にとって、今一番してほしくないのが解散選挙だろう。旦那が無職になるわけだから。同じ無職になるにしてもあと一年でも収入があったほうがいい。
そう考えると、裁判が進むと、一刻も早くこの件から逃亡したい現自民党幹部は解散リセットしたくなるだろう。解散になれば選挙と裁判で世間の目が分散するし、選挙後は前政権の問題だからといえる。
裁判が止まったことで、選挙の関心が高まればやりにくくなるのではないか。
もう一つは、菅総裁が誕生した。そこで、安倍バックではなく菅バックの布陣で逃げ切ろうと考えるかもしれない。
いづれにしても、総裁選と弁護士解任のタイミングが良すぎる。とにかく自分たちが政権から見捨てられないことがこの夫婦の最大の作戦であることは想像に難くない。