夜明けを信じて,
このお話は、傘村トータさん(@machiomiii)の、
明けない夜のリリィ 、 あなたの夜が明けるまで、おはよう、僕の歌姫(以下url)の二次創作を日記風に書いたものです。
全て私個人の解釈であり、本人様の意図とは関係ありませんのでご注意ください。
動画url↓本家様とても素敵なのでぜひ!!!!!!!
https://youtu.be/-Y99kjXi2SE
https://youtu.be/xfR0iTh8PSI
https://youtu.be/XOGMER9IGTM
何故素人でございますので、至らぬ点もありますが暖かい目で最後まで見ていただけたらありがたいです。
また、自分で読んでは分からない箇所もあるので、気になるところがありましたら指摘していただけるとありがたいです。
では、どうぞ!!
2052.10.6
暗い闇に閉じ込められていた私を、あなたが救ってくれました。
「明けない夜はないんだよ」
そう言って微笑むあなたの笑顔は、まるで
太陽のようで……
その日、あなたに手を引かれながら 光の降る街を二人で歩きました
夜の空ってこんなに綺麗だったんですね
2052.10.15
あの日から、何処にいても、何をしていても、あなたの顔、声、仕草が頭から離れないのです
もしかして、これが「恋」っていう気持ちなのでしょうか
2052.11.2
今日はあなたに連れられて、春の空を二人で歩きました
あなたとすごしていると、とても心があったかくなります
春の空がこんなに綺麗なのも、あなたと出会ってなかったらきっと知らなかったでしょう
2053.5.28
突然、あなたに
「リリィ、君が好きだよ」
と、言われてしまいました。
あの時は恥ずかしくて「私も」としか返せなかったけど
私も あなたが好きよ 。
2055.7.6
何でこんなことになってしまったんだろう。
あなたには、もう朝はやってこない。
あなたは、空の青さを忘れてしまった。
もう、あなたの「おはよう」は聞けないんだ。
檻に閉じ込められているあなたの姿を見るのは、辛く悲しい、けど。
本当に辛いのはきっと、あなたの方よね
せめて いつか、あなたが気づいてくれるまで
私はあなたのそばで、あなたが好きだった歌を、歌い続けます。
2055.7.28
どこかで、少しだけ諦めてしまっている自分がいる。
声が枯れるまで、歌いつづけているのは
誰のためなんだろう
2055.8.23
何も知らないあなたでいいから。
私はいつまでも、あなたのそばにいるから。
またいつか、二人で春の空を見ましょう。
2055.9.18
「リリィ、リリィ、君の幸せなんて願ってたあの頃に戻れないんだ」
突然あなたからそう告げられた。
そんなの、知ってる。もうどうにもならないことも。
あなたのことを嫌いになればどんなに楽だったでしょうか。
でも、明けない夜はないと教えてくれたあの笑顔や、
君が好きだよと微笑んでくれたあなたの表情を思い浮かべるたびに、
何回も、何回でも、あなたのことを好きになってしまうんです。
2055.9.28
「あなたを忘れないよ」
2056.10.6
恐れていた日が、来てしまった。
あなたは私のことを、忘れてしまった。
あなたは、目を覚ますことができた。
何も知らないあなたは また、私に教えてくれた。
「あけないよるはない、んだってさ」
とっても嬉しいはずなのに、覚悟はできていたはずなのに、どうして涙が零れるんだろうか。
あぁ、夜明けだ。そらって、こんなに、こんなに綺麗だったっけ。
「君の名前は?」
「……リリィ」
「……な、に?」
「リリィ。」
「……そっか、綺麗な名前だ、ねぇ、リリィ」
「……なあに?」
「君は、えっと、」
「私は、あなたが好きよ」
前書きにも書きましたが、この小説の元になっている3曲は本当に素敵な曲なので是非聴いて欲しいです!!
記憶をなくした「あなた」と、あなたを思い続ける「私」がこのあとどんな世界で、どんな道を歩んでいったのか、それは誰にも分かりません。
ぜひ2人の未来を想像して楽しんでみてください!!☺️☺️