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予期せぬ出会い

『廃路線

電車は走っているからこそ良い。だが、人口減少などで廃止される路線もある。そういうものは跡形もなく無くなるはずだが、様々な理由で一部が残されたりもする。ここには枕木が残されていた。

それを見ると、かつて電車がここを走っていたのか、とか、こんな所にも乗客が居たのかなって思えてくる。』



翌日、巡は偶然冬馬と出会った。巡はその姿を見ると怒りがこみ上げて来てしまい、強く当たってしまった。

「何故冬馬が僕の目の前に居るんだ?!」

「巡…、俺はお前が心配なんだ」

「お前といい、妹といい…、何でお前ら兄妹は俺を心配するんだよ?!僕の事なんか、放っておいてくれ」

巡は冬馬を引き離すようにそのまま行ってしまった。



夏鈴はずっと考え事をしていた。

「鍵かぁ…」

この前の桜弥の言葉が、夏鈴には凄く重要な事に思えたからだった。 

夏鈴が持つ斬縛の鍵、祖母から受け継いだものだったが、夏鈴自身は祖母には会ったことがなかった。聞いた話によると、冬馬が幼い頃に亡くなり、鍵は女の子に引き渡せと言われただけだった。

夏鈴は祖母の写真を見る度にそんな事を考えていた。

写真の祖母、春子は青い蝶柄の着物を着て、夏鈴と同じ色の髪の毛を結い上げてまとめている。 

不思議な事に夏鈴は昔、春子に出会ったような気がするのだ。

夏鈴は肌身離さずその鍵を付けていた。そうしてると力な湧いてきて、そして何かに守られているような気がするのだ。



巡はまた和歌とメールのやり取りをしていた。

『和歌さん、この前のあのはっちゃけた感じ、気に入っています。もう、同級生ですし、丁寧語はやめて普通に話しましょうか。

あの、ハンドルネームの和歌って、本名なの?僕は普通に名前をローマ字表記にしただけど…、

後、好きな漢字か名前の一文字を教えて欲しいんだ。

僕は身長はそこそこあるけど、クラスの中では大人しいどころか何処かで浮いてる。生まれた時からずっとそう、集団の中に馴染めず、男女共に何処かで避けられていた。

僕は趣味が女々しいんだ。だから和歌さんの小説がすきなんだ。

和歌さんはどうなんだ?和歌さんは凄いよ、もし同じ線路に居たって僕のずっと先を行ってる。

ずっと、眩しかったんだ。

あ、せっかくはっちゃけて良いって言ったのに重たい話をして、ごめん。和歌さんなら聞いてくれるって思ったんだ。』

打ち込んでこれじゃないって考えていた。それでも巡はそのまま送った。自分の思いを素直に明かすと重たい話ばかりになるのは巡の悪い癖だった。そんな巡を和歌は受け止めてくれるのか…不安だった。

しばらくしてから和歌から返事が届いた。

『Re:

うん、ありがとう。それじゃあいつもの口調でいかせてもらうね。

和歌は、本名じゃない。百人一首みたいな恋の物語を書きたいのと、好きな路線の名前、そこから取ったんだ。

好きな漢字は…、名字の一文字なんだけど『久』、久しぶりに友達と出会うのって嬉しいでしょ?それは小説でもやってるんだけどそんな感じ。

私は…、逆に男っぽいっていわれる。ファッションとかオシャレはからっきし駄目だし、女子の話題にはついて行けない。

クラスの中では…、頑張ってる。何とかして自分の居場所をつくっていくうちに、自分と同じ趣味の人を見つけて、ずっと話してる。

遠くに居る、か…、Jyun君は私が遠くを走る快速に見えたんだね。だけど、もし全部の電車が快速みたいに速くはしったらどう?ぶつかる事もあるし、余計に大変かも知れない。後、快速は止まらない駅…、だけど乗客が居る駅…。それをみんな通り過ぎるって事でしょ?人に置き換えたら見えるはずのものが見えてない。

ひょっとしたら、君は誰も見ないようなものを見る人かもしれないよ?普通電車も大事な市民の足だよ。確実に乗客が居る。

電車に例えてごめんね?だけど、その方が私は分かりやすいんだ。そうやって色んな事を覚えてきたんだ。お父さんもカメラで色々例えてくるんだけど…私には分からない。

音を上げたい事は私だってあるよ。もし、非常ベルがあったら今すぐにでも押したいくらいのね。

だけど…、頑張ってる。私だって長き旅の途中だ。レールはあるけどそこを走るのは自分の力だからね。』

ちょっと話した事が、一気に長文になって帰ってきた。

巡は、和歌が物凄く大切な事を行ってるような気がした。だが、巡の頭の処理が追いつかないのだ。

それと、和歌の名前にも巡の名字と同じ『久』が使われてる事に驚いた。ひょっとして同じ名字なのだろうか、だが、巡の名字である津久野は非常に珍しい名字だ。

それに、ずっと和歌に清楚なイメージを持ってたが、実際は男っぽく、サバサバした感じというのにも驚いた。

巡はそれをいう代わりにこんな返事を書いた。

『そうだったんだ…。和歌さんは凄いね。本人はそう思っていないらしいけど、僕は凄いと思うよ。

僕も長い旅の途中なのかな…。自分でその旅を終わらせるのは駄目なの?レールは最初から敷かれてる?

和歌さんはこんな僕を置いて何処かに行ってしまうんだね…。

それでも僕は和歌さんを追い続ける。

そうだ、和歌さんと電話出来ない?ダメ元でのお願いなのは分かってるけど…、僕、和歌さんの声が聞きたい。

寂しくなったらここに電話してきて。』

電話番号まで打ち込んで、送ってから自分でも後悔していた。いつの間にか和歌の優しさに甘えていたのだ。こういう時に自嘲気味になるのもまた、巡の悪い癖だった。

思考回路がネガティブなのは、直そうとしても治らない。いや、むしろ年を追う毎に悪化していく一方だった。

もしこのまま大人になったらそれに押し潰されて死んでしまうのではないかと本気で思っている。

透明な蜘蛛がまた側にいる、巡は頭を抱え、項垂れていた。



冬馬と夏鈴は電車に乗っていた。

「夏鈴、あくまで俺の用事だからな。小遣いもそんなに持ってきてない。」

「分かってるよ、自分のも持ってきた。」

電車は県を跨り、都会へ出る。冬馬は部活で使う新しいサッカーのスパイクを買う為に青波台のスポーツ用品店に行くのだ。

もちろん夏鈴達の家から車で行けば、県内の店には行ける。だが、冬馬は品揃えの良さと、自分の足で行けると言う事で青波台に行く事になった。


冬馬がスパイクを選んでる間、夏鈴は退屈だった。それに気を遣った冬馬は早めにそれを済ませ、夏鈴の好きな場所に連れて行く事にしたのだ。

「俺もあまり青波台に行かないからな。好きな所行っていいぞ。」

夏鈴がまず選んだのは、町の景色が一望出来る展望台だった。

山の上から景色を眺める。入日村と異なり、都会と海の景色が広がる。山は青々としていて活気があった。

「私達って何処に引っ越すの?」

冬馬もそれは分からないらしく首を振った。

「お父さんの職場の近くらしいけど…詳しくは知らない。」

「そっか…、」

夏鈴達が山を降りようとした時、実は展望台に居たのは二人だけでない事に気づいた。真横を見ると、冬馬と同じくらいの女性が、カメラを三脚に取り付けている。

髪の毛は羊羹色で、短めに切って内側に巻き、一部を上げて結んでいる。女性は、何かのタイミングベルトでシャッターを押した。

「やった!凄い凄い!ここの景色は良いなぁ…。さっき撮れたの新型車両じゃない?!いやぁ…感極まりないよ!」

女性は目をこれ以上ないまでに輝かせた。

二人は呆然とそれを見ていた。

「夏鈴…、帰ろっか」

冬馬が夏鈴の手を引っ張って山を降りようとしたその時、女性が何かに気がついて大声を上げた。

「あ〜!」

「何ですか?!」 

女性は二人を追いかけて来る。

「君、この前お父さんに会ったでしょ?」

「え、お父さん?」

女性は興奮を抑えて二人にこう言った。

「挨拶が遅れましたね、私は久米田凛です。」

二人はその名前に驚いた。

「久米田って…、治さんの名字じゃないですか?!」

「そう、だからお父さんがお世話になりましたって言ったのよ?」

「何か…雰囲気似てますね!」

「そう?ありがとう!」



三人はレトロな喫茶店に入って行った。

「鉄道喫茶っていうからてっきりメイド喫茶みたいなのを想像してた…」

「そうかもね?でも、ここもいい場所なんだよ。お父さんの行きつけの店で私もたまに行ってる。」

年季のあるテーブルと椅子に、白黒写真とカラー写真が入り混じって貼られてある壁。レコードプレーヤーが回り、磨かれたコップが日の光で光っている。そして、机の一個やカウンターを改造したのか、鉄道模型があった。

「凛〜、こっちこっち!」

凛と同い年の女子高生がカウンターで座って待っている。

「知佳…、待ってたんだ。」

栗色の髪の毛を内側に巻き、目は若干茶色掛かっている。

それは凛の親友であり、鉄道仲間の朝霧知佳だった。

「ごめん、待たせた?」

知佳は凛や夏鈴達を隣の席に座らせた。

「えっと…夏鈴ちゃんと冬馬君だっけ?」

「はい、そうですが…」

凛は、この前治が撮った写真を見せた。 

「夏鈴ちゃん、可愛いよね?この写真中々良くて気に入ってるんだ。」

「あ、ありがとうございます…」

すると凛と知佳の前にアイスコーヒーと、地元を走る電車の形をした小さなショートケーキが置かれた。

「お兄ちゃん、私達も何か頼もう?」

「やれやれ、可愛い妹の為ならしょうがないか…」

冬馬はため息をつきながらも、夏鈴の為に選んだ。

二人の前にはレモンの輪切りが浮いたレモンティーとミルクティー、これまた電車の形をしたカレーライスとポテトサラダが置かれた。

「ちょうどお腹空いたしな、ちょうどいい。」

二人は、凛達と話をしながら、一緒に食べた。

「治さんも、これまた鉄道が好きな人でね。リクエストでこの喫茶もいつの間にか鉄道の色が強くなっていったんだよ。」

「へぇ…、私、お父さんの写真を見て鉄道が好きになったんです。」

凛は真ん中に飾られている山の中の鉄橋の写真を見た。よく見ると、小さく鉄道が写っている。

「長年のコレクションのヘッドマークや行き先表示板、それからレコードのタイトルは『A列車で行こう』、本当にマスターのこだわりは凄いですね!それに、一つ一つのメニューも可愛くて美味しい!」

マスターはグラスを磨きながら笑った。

「最近はSNSに映えるとか言うのだろうかね?鉄道は大人も子供も、本当に色んな人を乗せて走っている。僕そういうのが好きなんだ。だから、この喫茶も老若男女問わす訪れて欲しいよ。」

ベルが鳴って親子三人が入って行った。

「お父さん、オムライスが良い!」

「そうね…、そうしましょうか、ね、奏音さん?」

三人はテーブルの席に座っていた。

「あの、幸弘君とその両親も、この喫茶のお得意様なんですよ。」

「へぇ…、そうなんですか」

「芽衣、いくら人が少ないからって…」

父親の方は若干不服そうだが、親子水入らずで仲睦まじそうだった。 

「凛ちゃん、フォトコンテストで入賞した後は、何してんんだい?」

「一年前からしている事なんですが、鉄道をテーマにした小説を書いてるんです。それと今まで撮った写真を合わせて…何らかのかたちになれば良いなって思ってまして。」

「確か…『恋する百話集』だよね?私結構それ気に入ってるんだ!」

冬馬は驚きの声を上げた。

「あれって確か巡が読んでたような…」

「じゅん?!」

凛が冬馬以上の驚きの声を上げ、机を叩いた。

「あなた…、まさかJyunさんの知り合いなの?!」

「えぇ、まぁ…幼馴染みだけどな」

すると凛は深刻な顔をした。

「そっか…、実はね、最近仲良くなって結構深入りした話してくれるようになったんだよね。知佳は分かるとおもうけど…私、いろいろ鉄道で例える難癖があって…、それで、苦しくても生き続けたら何とかなるっていう意味合いの文章送ったんだよ…。そしたら、自分の意思で旅を、線路を終わらせられないのかって、いうふうな文章が帰って来て…。何か、ひょっとしたら、色々危ないんじゃないかって勝手に思ってるけど…、考え過ぎかなぁ?」

冬馬はため息をついた。

「あいつはいっつもそうだよ。一人でくよくよ考えては落ち込んでる。あいつは、無駄に大人びてるというか…、考え過ぎなんだよな。この年は何事にも体当たりで挑むような年なのに、それをしない。

ただなぁ…、あいつ、巡は本当にやりやがったんだよ…。俺が止めなきゃ、あいつは今頃きっとこの世には居ない。」

凛はますます頭を抱えた。

「どうすれば良いんだろ…、まだあの返事出してない。私はあの人に何て言えばいい?」

「凛、コーヒー飲んで落ち着こう?」

凛は半分飲んだコーヒーに更に、ガムシロップを加え、ミルクをグラスのなみなみになるまで注いで飲んだ。

「何でさっきまでブラックで飲んでたの?」

「お父さんがブラックじゃないとマスターの味が分からないって言うから…」

「凛って大人っぽそうに見えて、実は結構味覚とかが子どもだからね」

「うん、今年になってやっとブラックのコーヒーが飲めるようになったよ…」

「治さん、そんな事言うんだ…」

夏鈴は、治に娘が居ることを今更ながらも思い出した。

「電話で伝えてみるか…そういえば電話番号貼ってたな…。」

「凛さんも巡さんの事を本気で心配しているのですね。」

「凛さんも、って事は…夏鈴ちゃんも?」

夏鈴はこくりと頷いた。

「凛さん…頑張って下さいね!」

四人はすっかり食べ終わって店を出た。

「夏鈴、後もう少し時間があるから好きな所行っていいぞ。」

夏鈴は冬馬のスマートフォンで色々調べ、出てきた場所を色々言った。

「じゃあさ…渡辺邸っていう所に行きたい!」

そこは、青波台に昔から建つ重要文化財となった和風建築の家だった。

「中々渋い所へ行くなぁ…、よし、分かった。」

「私達はまた駅で電車撮りに行こうか」

二人は、凛達に別れを告げて、バスで町の北側に向かって行った。



小学生の夏鈴と、高校生の冬馬は入場無料で入れた。ここは有名な小説家の邸宅だったらしく、彼の著作の小説や、愛用した万年筆や、着物、文机などが展示されていた。

「凛さんってこの人に憧れて小説家になったらしい。」

「へぇ…そうなんだ。」

彼はかつてあった町を舞台にした怪奇小説を書き続けたが、晩年は一生を振り返るような人情話も書いていたそうだ。

一通り見て帰ろうとした時、見覚えのある人物が二人の前に現れた。それは、桜弥と真莉奈だった。

「夏鈴、ずっと待ってたんだ。」

「桜弥さん、真莉奈さん、こんにちは」

「あなたは、あの時の……」

桜弥達はこう話しだした。

「青波台で、何か見つかった事はあるか?」

夏鈴は考えた。

「そうですね、この家の事と、後凛さんの事ですかね。」

「そうか…、ここで起きた事は後々重要になっていく。其のことを忘れないようにな。」

その一言はまるで未来を見渡しているようだった。

「それじゃあ、俺達はここで帰るよ。何かあったらまた来るからな。」

「ありがとうございました!」

夏鈴と冬馬は手を繋ぎ、バスで南まで降り、駅に向かった。



知佳と別れ、夕焼けの中展望台に行った凛はスマートフォンを開いた。そしてメールに書かれてある電話番号を打ち込んで耳に当てた。通じても通じなくても良かった。電話したらどうなるのかが気になったのだ。

呼出音が続いて、男性らしい低めの声が耳に届いた。

「もしもし、聞こえるかい?」

「うん、聞こえてるよ。」

「もしかして寂しくなった?」

「ううん、全然。」

凛は話を始めた。

「さっきメールで、自分でその旅を終わらせていいのか、とかレールは最初から敷かれてるかって話してたよね?まずレールから話するね。確かに自分では決められない最初から敷かれてもらったレールはある。だけど、そのレールは途中で途切れていたり、いくつかの分岐点があると思うんだ。だから、そんな中を進んで行かなきゃいけない。レールは引かれてるけど、それを走るのは自分の力だよ。後、旅を終わらせたり続けたりをするのは自分の意思だけど、進み続ければきっと何か見えてくるはず。途中の停車駅では止まって良いよ。だけど、終わらせたら駄目。線路で止まったらもう自分の力では進めなくなるからね。」

凛は最初、すぐに話を終わらせるはずだった。だが、話し込んでしまったのだ。

「そうですか…」

向こう側の声は元気がなさそうだった。

「元気出してよ…」

「ありがとうございます、和歌さん、やっぱりあなたは声も美しいですね…」

「そうなのかな?」

凛は、冬馬達に今日出会った事をあえて言わなかった。向こう側も言葉に詰まったらしくそれ以上の事は話さない。

そして、電話は切れてしまった。

「大丈夫なのかな…」

凛は家へと帰った。

凛の家はマンションで、母親と暮らしている。カメラマンの父は滅多に帰って来ない。

凛は家の中ではデータの整理や、ブログや小説の打ち込みをしていた。

「あの人、本当に大丈夫だったんだろ…?」

あの後、メールは全く来ない。凛は巡が見てくれるかな、と思いながら小説を打ち込んでいた。

元々は知佳に見せる為だけに始まったものだった。それがいつしか広まっている。凛はそこまで有名になる事を望んでいなかったが、読者が居る事は嬉しかった。

巡の事もだんだん気になり始めていた。凛は小説を書く目的が巡にあるのかと思ったが、首を振った。

そして、夕飯の時間になるまでずっとパソコンから目離さなかった。

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