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転生してすぐ牢屋行き

 気付くと俺は、見知らぬ場所にいた。


 なんか周りで天使みたいな奴らが飛び回ってる。なんだあれ、仕事してんのかな…。


 「おーーい!ここどこなんだー?」


 一応大声で聞いてみる。

 

 「うっせーぞ!黙れ人間!」


 見た目はヨーロッパの絵みたいな赤ん坊天使なのに、顔がイカツイ。あれだ、怒るとめっちゃ顔変わるやつ。


 「質問しただけじゃねーか。そこまで言うんじゃねえよ!」


 「話しかけんなゴミクズ!俺はお前みたいな奴と会話すらしたくねえんだよ!わかったら去れ!」


 そんなこと言われても困る。来たくて来たのでは無いのだから。

 軽く舌打ちをし、しばらく黙っていると急に周りの景色が変わった。


 気付くと椅子に座っていた。背もたれはなく、目の前に青年がいた。


 「ここはどこなんだよ…」


 青年は、面倒くさそうに大きく息を吐いた。

 なんだコイツ…


 「ここは天界。お前死んだ。もう充分だろ」


 あまりにも簡潔な説明だった。てか何で死んでんだよ。


 「死んだってどういうことだよ?」


 「死んだは死んだだ。他に何があんだよ…メンドクセー」


 「理由を聞いてんだよバカ」


 めちゃくちゃ頭に来るわこいつ。鼻ほじってる上にズボンに手突っ込んで何かモゾモゾしてるし。


 「神の俺にそんな事を言うのか… もういい。せっかく女の子だらけの楽園に行かせようと思ったのに…」


 絶対嘘だ。そんなうまい話はないだろ。

 ていうか、今神って言った…?


 「お前はもう、クソみたいな世界に転生させるしかないようだな。クタバレよ糞が」

 

 「もうクタバってるからここにいるんだろうが…」


 「頭に来たわ…。 恨むなら自分の粗チンを恨むんだな!」


 「粗チン言うなァ!てか、神なのに言葉汚えんだよ!」


 「お前のようなクズ人間に試練を与える。」


 いきなり神っぽい事言ってきたわ。てか、試練って何だよ。


 「異世界で何かして来い」


 「何かって…何すればいいんだよ?」


 「お前を生き返らせてやるから、俺に面白いもん見せろクズ」


 要は異世界に生まれ変わるってことだな。なんか楽しくなりそうだ。

 内心ドキドキしてる。こんな気持ち味わったのは十数年ぶりだ。


 「わかった。お前のツボにハマっかわかんねーけどいっちょ頑張ってみるわ。」


 「ああ、その腐った心と体で頑張りな!」


 「あ、ちなみに殺したの俺ね!じゃあなクズ!」


 「は?え、ちょっとおい!待て!」



 ーまた一瞬にして景色が変わった。


 それにしても何なんだあいつは…。

 


 どうやら転生したようだ…。

 なんか肌寒いな…。



 「「「ギャーーーーーーー変態!!!」」」


 近くにいた人達が逃げてった。

 見知らぬ世界の見知らぬ街の、見知らぬ道の真ん中で、


 俺は裸だった。




 異世界転生開始1分で警官みたいな奴らに身柄を拘束された。



 田麦芽太、異世界に来てすぐに牢屋へ入れられたとさ。

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