振り返って読んでみる
しかしまあ、自分の文章を振り返ると、思ったよりも辛辣だな。
一緒に時間を過ごすだけで笑顔になれる。
一緒に遊びたいと強く思う。
めちゃくちゃ良いヤツだ。なにせ妖怪だから。擬態は抜群。
なのに『良いヤツなんだ!』と文章に現れないのは、やはり彼が60点以上を超えるなという境界線が引かれているからだろうか?
素晴らしい親友だ。
なかなかに考えさせられる。
感情は共感する。
誰かが怒ったり泣いたりしたら負の感情が。
つまらんネタなのに笑っていたらよくわからないが釣られて笑ってしまう正の感情が。
熱量も共感する。
本当に良いヤツで、大好きで、だからこそ分解したいと思いこうして文字にしてみたが気付かされる。
熱量がない。
そんな事は知っていた。わざわざ時間を割いて書き留めるものでもない。
だが今回、その事実を受け止めた主軸になるととてもとても面白い。
熱量のない人間に対し「書きたい! 伝えたい!」といった感情が浮かんでこない。
こんなに大好きで、良いヤツで、それなのにだ。
妖怪とも揶揄したが、浅く人を褒める王様とも言えるかもしれない。
深く湧き上がる感情を持っていないから、
だからこそ熱の共感がない。