アイドルまどかがなぜか艦長に‼️
オペレーター「左舷より、クルセイダーの攻撃被弾。どうしますか?艦長?」
まどか「うーん。どれくらいやられた?」
一刻一秒を争う事態だが、まどかは、マイペース。
まどか「とりあえず、撃たれた場所は修理させましょう。修理班に行かせて。」
オペレーター「はい。」
全身から放たれる、他人を魅了するオーラ、マイクでも持って歌い出せば、曲が何枚もヒットしそうな、容姿の女性が、軍服を着ている。しかも階級章は「少佐」・・・この軍艦madokaの艦長なのだ。
まどか(全く・・・いつからこんなことに・・・)
コンパクトを出し、顔を見る、化粧が崩れていた、
まどか(あーあ。お化粧崩れちゃった。まったく、恭二さんの前では綺麗でいたいのに・・・)
コックピットのあかりに頼んだ。
まどか「代わりに座っておいて、お化粧なおしてくる。」
あかり「ちょっとー。艦長これで何回目ですか?」
あかりが呆れていう。
まどか「私は、艦長の前にアイドルなの。皆の前では綺麗にしていたいのよ。クルセイダーズの状況はどうなってるの?」
あかりは、モニターに敵位置を映し出す。
まどか「これは、接近戦用のクルセイダーズね。ここまで、離れていれば、攻撃はないでしょう。
さっきの攻撃は、遠距離戦闘用の2体ね。」
まどか「いざとなれば、あの2人がシャークマシンに乗ってもらうから大丈夫。とりあえず、ここよろしくね。」
まどかは、化粧直しのため、トイレに向かった。
あかり(ったくあの人は・・・)
仕方なく艦長席に座るあかりだった。
トイレに入ると金髪の男がトイレ掃除をしていた。
まどか「お疲れ様。大変そうね。」
金髪の男「ああ。なかなか汚れが落ちなくてな。」
まどかはトイレ掃除中の恭二に近づいた。
まどか「2人きりね。」恭二「ああ。そうだな。」
恭二は、雑用係を続けていた。
まどか「なんでここにきたかわかる?」
恭二「なんで?ってトイレじゃないのか?綺麗にしておいたぞ。ったく次は男子便所だ。」
まどか「ふふふっ。あなた何もわかってないのね。」
まどかは、恭二の腰に手を回す、2人見つめ合う。
まどか「あなたに会いたかったから。会えて嬉しい?」
恭二「ああ。もちろん。俺もいきなり入ってピックリしたけどな。」
お互い抱き合ういい雰囲気だ。唇と唇かが重なるその時、いきなり地震が起きた。
まどか「一体何‼️」空襲警報が鳴る。
放送「右舷より、遠距離戦闘用のクルセイダーズ出現。攻撃を受けました。」
まどか「ったくこんな時に‼️」
まどかは、トイレから急いで立ち去った。
恭二は、残念そうに肩を落とすそしていう。
恭二「男子便所頑張るかぁ。」
掃除用具を持ち、男子便所に向かう。
時折揺れながらいう。
恭二「おっと、ゆれながらは、きついなぁ」
ぼやきながらも便器を磨く恭二だった。
恭二「うわっ。‼️臭っ‼️」
男子の個室便所の扉を開ける恭二。
一見トイレは綺麗そうだが、なぜか臭い。
恭二「・・・なんだ・・・?」
トイレに近づくと衝撃のものが・・・
便器いっぱいに溜まる水、トイレットペーパーもからまっている。フランジには、茶色い・・・あの・・・
恭二「あーあ。詰まってやがる・・・」
そこから、立ち去り、掃除用具場所からラバーカップを持ってくる。排水フランジに入れ込み、押す、
時折、便器から水が跳ねる。
恭二「ちくしょー。なんでこんなことを・・・」
一通りの作業が終わると、水が流れた。
恭二「あーあ。クルセイダーズもああやってながれちまえばいいのにな・・・・」
恭二は、掃除を再開する。
それまでは、幸せだったまどかとの生活がクルセイダーズによって引き裂かれた。
恭二「・・・まどか・・・・」
恭二は、艦長の席に座るまどかを掃除しながらも、心配していた。